mirror of https://github.com/postgres/postgres
parent
4b9ca271d6
commit
ce8a4ffca6
224
doc/FAQ_japanese
224
doc/FAQ_japanese
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@ -1,6 +1,6 @@
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PostgreSQL(ポストグレス・キュー・エル)についてよくある質問とその解答(FAQ)
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原文最終更新日: Mon Mar 29 00:07:11 EST 2004
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原文最終更新日: Fri Jun 4 00:09:16 EDT 2004
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現在の維持管理者: Bruce Momjian (pgman@candle.pha.pa.us)
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Maintainer of Japanese Translation: Jun Kuwamura (juk at PostgreSQL.jp)
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@ -24,7 +24,7 @@ Maintainer of Japanese Translation: Jun Kuwamura (juk at PostgreSQL.jp)
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この和訳についてお気づきの点は(juk at PostgreSQL.jp)までメールでお寄せ下さい。
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2003年09月20日 桑村 潤
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2004年08月22日 桑村 潤
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]
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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@ -71,6 +71,7 @@ Maintainer of Japanese Translation: Jun Kuwamura (juk at PostgreSQL.jp)
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3.9) pgsql_tmp ディレクトリの中には何がありますか?
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3.10) PostgreSQLのメジャーリリースをアップデートするのにダンプとリストアをしな
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くてはならないのはなぜですか?
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3.11) ハードウェアにはどんなコンピュータを使えばよいですか?
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操作上の質問
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@ -134,9 +135,9 @@ Maintainer of Japanese Translation: Jun Kuwamura (juk at PostgreSQL.jp)
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1.1) PostgreSQL とは何ですか?何と読みますか?
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Post-Gres-Q-L.(ポスト - グレス - キュー - エル) と発音します。この発音を聞きた
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||||
い人のために、オーディオファイルを http://www.postgresql.org/postgresql.mp3 に
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用意してあります。
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Post-Gres-Q-L(ポスト - グレス - キュー - エル) と発音します。この発音を聞きたい
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||||
人のために、オーディオファイルを http://www.postgresql.org/postgresql.mp3 に用
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||||
意してあります。
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||||
PostgreSQL は次世代 DBMS 研究用のプロトタイプであった POSTGRES データベース管理
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||||
システムの改良版です(このため、今でもときどき "Postgres" と呼ばれることがあり
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@ -153,7 +154,7 @@ www.PostgreSQL.org/docs/faqs/FAQ_DEV.html
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||||
Postgres95-1.01 の中心的な開発者は Andrew Yu と Jolly Chen でしたが、その他大勢
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||||
の人々がこのコードの移植、テスト、デバグ、および、改良に参加しました。
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||||
PostgreSQL の派生元コードである POSTGRES はカリフォルニア大学バークレイ校におい
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||||
PostgreSQL の派生元コードである Postgres はカリフォルニア大学バークレイ校におい
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||||
て、 Michael Stonebraker 教授の指揮のもと、多くの学生、卒業生、本職のプログラマ
|
||||
たちの努力により作られました。
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@ -251,20 +252,8 @@ MS Win NT/2000/XP
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|||
PostgreSQLの近況は、http://techdocs.postgresql.org/guides/Windowsと http://
|
||||
momjian.postgresql.org/main/writings/pgsql/win32.html を見てください。
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||||
Novell Netware 6 の移植もあります。 http://forge.novell.com.
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||||
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||||
[訳注:
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||||
Win32ネイティーブ版(Win32 Native version)
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||||
Windows-Native サーバー & クライアントパッケージが斉藤さんにより
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||||
維持管理されています。
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||||
http://hp.vector.co.jp/authors/VA023283/PostgreSQL.html
|
||||
(Windows-Native Server&Client Package for PostgreSQL by Hiroshi Saito)
|
||||
http://hp.vector.co.jp/authors/VA023283/PostgreSQLe.html
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||||
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||||
]
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||||
1.5) PostgreSQL はどこから入手できますか?
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@ -275,6 +264,7 @@ PostgreSQL
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||||
以下は日本のミラーサイトです:
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||||
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Japan: ftp://ftp.jp.postgresql.org/
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||||
Japan: ftp://mirror.nucba.ac.jp/mirror/PostgreSQL/pub/
|
||||
Japan: ftp://ring.ip-kyoto.ad.jp/pub/misc/db/PostgreSQL/
|
||||
Japan: ftp://ring.crl.go.jp/pub/misc/db/PostgreSQL/
|
||||
|
@ -291,8 +281,8 @@ PostgreSQL
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|||
1.6) サポートはどこで受けられますか?
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||||
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||||
主要なメーリング・リストは: pgsql-general@PostgreSQL.orgです。PostgreSQL に関す
|
||||
ることであれば議論ができます。このリストへの参加のは、電子メールの本文(Subject
|
||||
行ではありません)に次の2行を書いて、
|
||||
ることであれば議論ができます。このリストへの参加は、電子メールの本文(Subject 行
|
||||
ではありません)に次の2行を書いて、
|
||||
|
||||
subscribe
|
||||
end
|
||||
|
@ -315,7 +305,7 @@ pgsql-general-request@PostgreSQL.org
|
|||
subscribe
|
||||
end
|
||||
|
||||
と書いてbugs-request@PostgreSQL.org へ電子メールを送って下さい。
|
||||
と書いてpgsql-bugs-request@PostgreSQL.org へ電子メールを送って下さい。
|
||||
|
||||
開発者の議論のためのメーリングリストも利用できます。このリストへの参加は電子メ
|
||||
ールの本文に:
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||||
|
@ -327,37 +317,27 @@ pgsql-general-request@PostgreSQL.org
|
|||
|
||||
http://www.PostgreSQL.org
|
||||
|
||||
EFNetに #PostgreSQL という IRC チャンネルもあります。 UNIX コマンドで irc -c '#
|
||||
PostgreSQL' "$USER" irc.phoenix.net. あるいは、 irc -c '#PostgreSQL' "$USER"
|
||||
irc.freenode.net. を使って参加できます。
|
||||
Freenode および EFNetに #PostgreSQL という IRC チャンネルもあります。 UNIX コマ
|
||||
ンドで irc -c '#PostgreSQL' "$USER" irc.phoenix.net. あるいは、 irc -c '#
|
||||
PostgreSQL' "$USER" irc.freenode.net. を使って参加できます。
|
||||
|
||||
[訳注:
|
||||
1999年7月23日、日本PostgreSQLユーザー会(にほん ぽすとぐれす ゆーざー かい)、略称JPUG
|
||||
が設立されました。JPUG は非営利組織で、PostgreSQLを利用する人達の相互協力の場となっています。
|
||||
2003年5月17日の総会を以って、「日本PostgreSQLユーザ会」に名称を改めました。
|
||||
1999年7月23日、日本ポストグレスユーザー会、略称JPUGが設立されました。
|
||||
JPUG は非営利組織で、PostgreSQLを利用する人達の相互協力の場となっています。
|
||||
(2003年5月17日、「日本PostgreSQLユーザ会」に名称を改めました。)
|
||||
正会員の会費は無料ですが、協賛会員の会費と会員の積極的な貢献が会の運営を助けています。
|
||||
詳しくは、JPUG のWeb サイト:
|
||||
http://www.PostgreSQL.jp/
|
||||
をご覧ください。会員登録も可能となっています。
|
||||
1990年代中ごろより、ポストグレスの日本語メーリング・リストを石井 達夫さんが主催しています。詳細は、
|
||||
http://www.sra.co.jp/people/t-ishii/PostgreSQL/ML/info.html
|
||||
をご覧下さい。アーカイブを、いわきりさんのpgsql-jp ML検索システム
|
||||
http://datula.mio.org/~iwakiri/pgsql_jp/
|
||||
で検索することもできます。
|
||||
]
|
||||
|
||||
日本語のIRCチャンネル '#PostgreSQL*jp' も存在します。
|
||||
|
||||
商用サポート会社のリストはhttp://techdocs.postgresql.org/companies.phpにありま
|
||||
す。
|
||||
|
||||
[訳注:
|
||||
日本では、SRA Inc. オープンシステム事業部 にて商用サポートが行なわれています。
|
||||
ミラクル・リナックス株式会社 で "Miracle Linux for PostgreSQL" の販売とサポートが
|
||||
開始されました。
|
||||
]
|
||||
|
||||
1.7) 最新版はどれですか
|
||||
|
||||
PostgreSQL の最新版はバージョン 7.4.2 です。
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||||
PostgreSQL の最新版はバージョン 7.4.5 です。
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||||
|
||||
我々は、6~8カ月毎にメジャーリリースを行なうことを計画しています。
|
||||
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||||
|
@ -458,8 +438,6 @@ pgsql-patches
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|||
http://www.PostgreSQL.org/bugs/bugs.phpPostgreSQL BugTool (バグツール)のページ
|
||||
を訪れてみて下さい。バグレポートを提出する仕方についての手引と指針があります。
|
||||
|
||||
その前に http://PostgreSQL.orgにある最新の FAQ をチェックして下さい。
|
||||
|
||||
それと同時に ftp サイト ftp://ftp.PostgreSQL.org/pub/で、もっと新しいバージョン
|
||||
の PostgreSQL あるいはパッチをさがしてみて下さい。
|
||||
|
||||
|
@ -480,20 +458,15 @@ http://www.PostgreSQL.org/bugs/bugs.phpPostgreSQL BugTool (
|
|||
の特化型データベース・システムにくらべて、PostgreSQL は複数ユーザや複雑な問
|
||||
い合わせ、また、 read/write 問い合わせのロードがより高速です。MySQLは少ない
|
||||
ユーザでの単純な SELECT 問い合わせでは高速です。もちろん、MySQLには上記の
|
||||
Featuresの節に示すような機能はまったくありません。我々は、PostgreSQLに柔軟
|
||||
性と機能性を組み込みながらも、絶えず、プロファイラーに掛けたりソースコード
|
||||
を解析したりして、性能の改善を続けています。PostgreSQL と MySQL とを比較し
|
||||
ている面白い Web ページがhttp://openacs.org/philosophy/why-not-mysql.htmlに
|
||||
あります。また、MySQLは、製品をオープンソースを通じて配布して、クローズソー
|
||||
スソフトウェアとしての商用ライセンスを要求する企業でもあり、PostgreSQLのよ
|
||||
うなオープンソース開発コミュニティではありません。
|
||||
PostgreSQLは、Unixプロセスを起動することによりユーザー接続を操作します。複
|
||||
数のバックエンド・プロセスが情報をロックしながらデータ・バッファーを共有し
|
||||
ます。マルチCPUでは、簡単に複数のバックエンドをそれぞれのCPUで走らせること
|
||||
ができます。
|
||||
Featuresの節に示すような機能はほとんどありません。我々は、PostgreSQLに柔軟
|
||||
性と機能性を組み込みながらも、絶えず性能の改善を続けています。PostgreSQL と
|
||||
MySQL とを比較している面白い Web ページがhttp://openacs.org/philosophy/
|
||||
why-not-mysql.htmlにあります。また、MySQLは、製品をオープンソースを通じて配
|
||||
布して、クローズソースソフトウェアとしての商用ライセンスを要求する企業でも
|
||||
あり、PostgreSQLのようなオープンソース開発コミュニティではありません。
|
||||
信頼性(Reliability)
|
||||
我々は、DBMSの信頼性が高くなくてはその価値が無いことを理解してます。十分テ
|
||||
ストして、安定したコードをバグを最小にしてからリリースするように勤めてます
|
||||
ストして、安定したコードをバグを最小にしてからリリースするように努めてます
|
||||
。それぞれのリリースは少なくとも1カ月以上のベータ・テストを行ない、これまで
|
||||
のリリースの履歴が、製品版として安定した堅固なリリースであることを物語って
|
||||
います。この分野では、他のデータベースと比べても遜色がないことに自信を持っ
|
||||
|
@ -522,7 +495,7 @@ PostgreSQL
|
|||
|
||||
もちろん、この基盤は安いものではありません。維持し続けるためには毎月あるいは一
|
||||
時の経費がかかります。もし、あなたやあなたの会社に、こうした努力のための資金を
|
||||
助けるために施すことができるようでしたら、https://store.pgsql.com/shopping/から
|
||||
助けるために施すことができるようでしたら、http://store.pgsql.com/shopping/から
|
||||
寄付をお願いします。
|
||||
|
||||
また、Webページには PostgreSQL,Inc とありますが、そこの"義援(contributions)"ア
|
||||
|
@ -591,16 +564,12 @@ www.php.net/
|
|||
2.3) PostgreSQL にグラフィカル・ユーザインターフェイスはありますか?
|
||||
|
||||
もちろん、PostgreSQL へのグラフィカルインターフェイスがいくつかあります。その中
|
||||
にPgAccess http://www.pgaccess.com も含まれます。 PgAdmin III (http://
|
||||
にPgAccess http://www.pgaccess.org も含まれます。 PgAdmin III (http://
|
||||
www.pgadmin.org)もあります。 RHDB Admin (http://sources.redhat.com/rhdb/ )と
|
||||
Rekall ( http://www.thekompany.com/products/rekall/, proprietary)もあります。
|
||||
PhpPgAdmin ( http://phppgadmin.sourceforge.net/ ) はPostgreSQLへのWebベースのイ
|
||||
ンターフェイスを提供します。
|
||||
|
||||
PgAccess と呼ばれる素晴らしいグラフィカル・ユーザ・インターフェイスがあり、この
|
||||
配布と共に出荷されます。PgAccess にはレポート・ジェネレータもあります。Web ペー
|
||||
ジはhttp://www.pgaccess.org/です。
|
||||
|
||||
より詳細なリストについては、http://techdocs.postgresql.org/guides/GUITools をご
|
||||
覧ください。
|
||||
|
||||
|
@ -611,15 +580,14 @@ PgAccess
|
|||
|
||||
以下のインターフェイスはPostgreSQLの配布に含まれています。
|
||||
|
||||
・ C (libpq, libpgeasy)
|
||||
・ C (libpq)
|
||||
・ 埋め込みC (ecpg)
|
||||
・ Java (jdbc)
|
||||
・ Python (PyGreSQL)
|
||||
・ TCL (libpgtcl)
|
||||
|
||||
その他の利用可能なインターフェイスは http://www.PostgreSQL.org/interfaces.html
|
||||
および、 http://gborg.postgresql.org のDrivers/Interfacesのセクションにあります
|
||||
。
|
||||
その他の利用可能なインターフェイスは http://gborg.postgresql.org のDrivers/
|
||||
Interfacesのセクションにあります。
|
||||
|
||||
[訳注:
|
||||
永安悟史さんは Palm 版の libpq を開発されました。
|
||||
|
@ -649,7 +617,7 @@ PgAccess
|
|||
して使える共有メモリーの大きさを大きく設定する必要があります。具体的な大きさは
|
||||
、使っているアーキテクチャとpostmaster を走らせるときに設定するバッファの数とバ
|
||||
ックエンドプロセスに依存します。ほとんどのシステムでは、既定値のバッファサイズ
|
||||
のままで、少なくとも約1MBが必要です。 PostgreSQL Administrator's Gide に共有メ
|
||||
のままで、少なくとも約1MBが必要です。 PostgreSQL Administrator's Guide に共有メ
|
||||
モリーとセマフォについての情報の詳細がありますのでご覧ください。
|
||||
|
||||
3.4) postmasterを走らせようとすると、IpcSemaphoreCreate エラーが出ます。なぜで
|
||||
|
@ -666,8 +634,8 @@ Postgres
|
|||
あります。
|
||||
|
||||
もし、エラーメッセージがなにか他のものであれば、カーネルの構成でまったくセマフ
|
||||
ォのサポートをしていないかもしれません。 PostgreSQL Administrator's Gide に共有
|
||||
メモリーとセマフォについての情報の詳細があります。
|
||||
ォのサポートをしていないかもしれません。 PostgreSQL Administrator's Guide に共
|
||||
有メモリーとセマフォについての情報の詳細があります。
|
||||
|
||||
3.5) 他のホストからの接続はどのように制御しますか?
|
||||
|
||||
|
@ -676,9 +644,6 @@ Postgres
|
|||
pg_hba.conf ファイルを適切に直して、ホスト主導型の認証を使わないかぎりは他のマ
|
||||
シンからは接続できないでしょう。これによりTCP/IPの接続が可能になります。
|
||||
|
||||
操作不能なセマフォも過度のデータベースアクセス中にクラッシュを引き起こすことが
|
||||
あります。
|
||||
|
||||
3.6) より良い性能を得るためには、データベース・エンジンをどのように調整すれば良
|
||||
いですか?
|
||||
|
||||
|
@ -767,9 +732,6 @@ postmaster
|
|||
|
||||
既定の最大プロセスは32プロセスです。-Nに適切な値を引数にしてpostmasterを再起動
|
||||
するか、PostgreSQL.conf を修正することによって、その値を増やすことができます。
|
||||
既定の構成では-Nは最大1024まで設定できます。もし、もっと必要であればinclude/
|
||||
config.hの中のMAXBACKENDSを増加させ、再構築します。もし、望むならconfigureの
|
||||
--with-maxbackends切替を使って、-Nの既定値を構成時に設定できます。
|
||||
|
||||
もし、-N を 32よりも大きくするのであれば、-Bも既定の64より大きい値に増加させな
|
||||
くてはならないし、-B は少なくとも -N の2倍はなくてはならず、おそらく最高性能を
|
||||
|
@ -777,7 +739,7 @@ config.h
|
|||
ると、いろいろなUnixカーネル構成パラメータも増やすことが必要になるかもしれませ
|
||||
ん。共有メモリー・ブロックの最大値(SHMMAX)、セマフォの最大数(SEMMNSとSEMMNI)、
|
||||
プロセスの最大数(NPROC)、ユーザ毎の最大プロセス数(MAXUPRC)、開くファイルの最大
|
||||
数(NFILEとNINODE も確認事項に含まれます。 PostgreSQLに許されるバックエンドのプ
|
||||
数(NFILEとNINODE) も確認事項に含まれます。 PostgreSQLに許されるバックエンドのプ
|
||||
ロセス数が制限されているのは、システムのリソースを使い果してしまうことを避ける
|
||||
ためです。
|
||||
|
||||
|
@ -813,9 +775,19 @@ PostgreSQL
|
|||
プは汎用フォーマットでデータを出力し、それを新しい内部フォーマットに読み込むこ
|
||||
とができます。
|
||||
|
||||
同一リリースではディスク上でのフォーマットに変更はないので、アップグレードには
|
||||
ダンプ/リストアではなく、pg_upgrade スクリプトを使うことができます。リリースノ
|
||||
ートには、pg_upgrade が利用可能なリリースかどうか記されています。
|
||||
ディスク上でのフォーマットに変更のない同一リリースでは、アップグレードは、ダン
|
||||
プ/リストアではなく、pg_upgrade スクリプトを使うことができます。リリースノート
|
||||
には、pg_upgrade が利用可能なリリースかどうか記されています。
|
||||
|
||||
3.11) ハードウェアにはどんなコンピュータを使えばよいですか?
|
||||
|
||||
PCハードウェアはほとんど互換性がありますので、ほとんどの人は、すべてのPCハード
|
||||
ウェアが同じ品質だと思い込む傾向があります。しかし、それは間違いです。ECC RAM、
|
||||
SCSI、および、高品質マザーボードは、安いハードウェアに比べると、より信頼性が高
|
||||
く、より性能も良いのです。PostgreSQL はほとんどのハードウェアで稼働しますが、信
|
||||
頼性や性能が重要な場合は、ハードウェアのオプションを研究することが賢明です。メ
|
||||
ーリングリストでもハードウェアオプションとトレードオフについて議論することがで
|
||||
きます。
|
||||
|
||||
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
|
||||
|
||||
|
@ -847,12 +819,12 @@ PostgreSQL
|
|||
|
||||
psqlの中で、 \dt コマンドを使ってテーブルを見ます。psql の中のコマンドの完全な
|
||||
リストには \? を使えます。あるいは、psqlのソースコードのpgsql/src/bin/psql/
|
||||
describe.cファイルを見るることもできて、その中にはpsqlのバックスラッシュコマン
|
||||
ドの出力を生成するSQLコマンドが含まれています。また、psqlを -E オプションと一緒
|
||||
に開始すると、実行させたコマンドを実行するために使う問い合わせを出力するように
|
||||
なります。PostgreSQLはまた、SQLi対応の INFORMATION SCHEMA インターフェースを用
|
||||
意していて、データベースについての情報を得るために問い合わせを使うことができま
|
||||
す。
|
||||
describe.cファイルを見ることもできて、その中にはpsqlのバックスラッシュコマンド
|
||||
の出力を生成するSQLコマンドが含まれています。また、psqlを -E オプションと一緒に
|
||||
開始すると、実行させたコマンドを実行するために使う問い合わせを出力するようにな
|
||||
ります。PostgreSQLはまた、SQLi対応の INFORMATION SCHEMA インターフェースを用意
|
||||
していて、データベースについての情報を得るために問い合わせを使うことができます
|
||||
。
|
||||
|
||||
4.4) テーブルからカラムの削除、あるいは、データ型を変更するにはどうしますか?
|
||||
|
||||
|
@ -873,7 +845,7 @@ DROP COLUMN
|
|||
BEGIN;
|
||||
ALTER TABLE tab ADD COLUMN new_col new_data_type;
|
||||
UPDATE tab SET new_col = CAST(old_col AS new_data_type);
|
||||
ALTER TABLE DROP tab COLUMN old_col;
|
||||
ALTER TABLE tab DROP COLUMN old_col;
|
||||
COMMIT;
|
||||
|
||||
これを行なったときは、抹消された行が使っているディスク空間を回収するために
|
||||
|
@ -889,7 +861,7 @@ VACUUM FULL tab
|
|||
フィールドの最大サイズ? 1GB
|
||||
テーブル内での最大ロウ数? 制限無し
|
||||
テーブル内での最大カラム数? カラムの型により250-1600
|
||||
テーブル内での最大インデクス数? 制限無し
|
||||
テーブル内での最大インデックス数? 制限無し
|
||||
|
||||
もちろん、これらは実際は無制限ではなく、ディスク容量とメモリーやスワップスペー
|
||||
スの大きさにより制限されます。性能はこれらの値がことのほか大きな時に煽りを受け
|
||||
|
@ -900,7 +872,7 @@ VACUUM FULL tab
|
|||
ファイルシステムの制限は重要ではありません。
|
||||
|
||||
デフォルトのブロックサイズを32kにすることで、最大テーブルサイズと最大カラム数と
|
||||
が4倍させることができます。
|
||||
を4倍にすることができます。
|
||||
|
||||
4.6) 一般的なテキストファイルからデータを保存するには、データベースのディスク容
|
||||
量はどのくらい必要です?
|
||||
|
@ -913,23 +885,23 @@ VACUUM FULL tab
|
|||
は約2.8MB です。このデータを含む PostgreSQL データベースファイルの大きさは次の
|
||||
ように約6.4MBと見積もることができます:
|
||||
|
||||
36 bytes: 各ロウのヘッダ(概算)
|
||||
32 bytes: 各ロウのヘッダ(概算)
|
||||
24 bytes: 整数(int)フィールドとテキスト(text)フィールド
|
||||
+ 4 bytes: ページ上のタップルへのポインタ
|
||||
----------------------------------------
|
||||
64 bytes per row
|
||||
60 bytes per row
|
||||
|
||||
PostgreSQL のデータページサイズは 8192バイト(8KB)なので:
|
||||
|
||||
8192 bytes per page
|
||||
------------------- = 128 rows per database page (切り上げ)
|
||||
64 bytes per row
|
||||
------------------- = 136 rows per database page (切り捨て)
|
||||
60 bytes per row
|
||||
|
||||
100000 data rows
|
||||
-------------------- = 782 database pages
|
||||
-------------------- = 782 database pages (切り上げ)
|
||||
128 rows per page
|
||||
|
||||
782 database pages * 8192 bytes per page = 6,406,144 bytes (6.4 MB)
|
||||
735 database pages * 8192 bytes per page = 6,021,120 bytes (6 MB)
|
||||
|
||||
インデックスは、これほどのオーバヘッドは要求しませんが、インデックス付けされる
|
||||
データを含む以上、それなりに大きくなります。
|
||||
|
@ -940,12 +912,13 @@ NULL
|
|||
して見つけ出しますか?
|
||||
|
||||
psql にはいろいろなバックスラッシュ・コマンドがあり、こうした情報を表示します。
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||||
バックスラッシュ・コマンドの種類を見るには \? を使って下さい。
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||||
バックスラッシュ・コマンドの種類を見るには \? を使って下さい。また、pg_ で始ま
|
||||
るシステムテーブルにも記述されています。さらに、psql -l はすべてのデータベース
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をリスト表示します。
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また、pgsql/src/tutorial/syscat.source ファイルを走らせてみて下さい。それは、沢
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山の SELECT 文により必要な情報をデータベースのシステム・テーブルから取り出して
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例示してくれます。また、pg_ で始まるシステムテーブルにも記述されています。さら
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||||
に、psql -l はすべてのデータベースをリスト表示します。
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例示してくれます。
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||||
4.8) 問い合わせが遅いうえ、インデックスを使っている様子がありません。なぜですか
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?
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@ -959,9 +932,9 @@ psql
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|||
インデックスを使うかを決定するために、PostgreSQL はテーブルについての統計情報を
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||||
持たなければなりません。この統計情報は、VACUUM ANALYZEまたは、単に ANALYZE を使
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||||
って収集することができます。統計情報を使ってオブティマイザはテーブルの中にある
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||||
ロウ数を知り、インデックスを使うべきかのの決定をより正しくできます。統計情報は
|
||||
最適な結合順や結合方法を決める上でも貴重なものもあります。統計情報の収集は、テ
|
||||
ーブルの内容がかわると毎に繰返しなされるべきです。
|
||||
ロウ数を知り、インデックスを使うべきかの決定をより正しくできます。統計情報は最
|
||||
適な結合順や結合方法を決める上でも貴重なものもあります。統計情報の収集は、テー
|
||||
ブルの内容がかわると毎に繰返しなされるべきです。
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||||
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||||
インデックスは、通常 ORDER BY や結合を行なうためには使われません。順次スキャン
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||||
に続く明示的ソートは、巨大なテーブルのインデックススキャンよりも普通は高速です
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||||
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@ -978,8 +951,8 @@ psql
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|||
LIMIT 1;
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||||
|
||||
もし、オプティマイザが間違ってシーケンシャルスキャンを選択したことに疑いがなけ
|
||||
れば、SET enable_seqscan TO 'off'を使ってインデクススキャンでまちがいなく速くな
|
||||
っているかをテストをしてみてください。
|
||||
れば、SET enable_seqscan TO 'off'を使ってインデックススキャンでまちがいなく速く
|
||||
なっているかをテストをしてみてください。
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||||
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||||
LIKE あるいは ~ のようなワイルドカード演算子は特別な環境でしか使えません:
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||||
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||||
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@ -1059,8 +1032,6 @@ GEQO
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|||
CREATE INDEX tabindex ON tab (lower(col));
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||||
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||||
WHERE lower(textfield) LIKE lower(pattern)
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||||
4.13) 問い合わせの中で、フィールドが NULL であることを検出するにはどうしますか
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||||
?
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||||
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@ -1070,11 +1041,11 @@ GEQO
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|||
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||||
Type Internal Name Notes
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--------------------------------------------------
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||||
CHAR(n) bpchar 指定された固定長となるように空白が詰められる
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||||
"char" char 1文字
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||||
VARCHAR(n) varchar 最大長のサイズを指定する、詰め物無し
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||||
CHAR(n) bpchar 指定された固定長となるように空白が詰められる
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||||
TEXT text 長さに上限の無いテキスト
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||||
BYTEA bytea 可変長のバイト配列(null-byte safe)
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||||
"char" char 1文字
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||||
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||||
内部名にお目にかかるのは、システム・カタログを調べるときや、エラーメッセージを
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||||
受け取るときです。
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@ -1086,11 +1057,11 @@ BYTEA bytea
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|||
ります。
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||||
|
||||
VARCHAR(n) は可変長の文字列を保存するのに最適ですが、保存できる文字列の長さに制
|
||||
限があります。TEXT は長さに制限の無い文字列の保存ためのもので、最大で 1ギガバイ
|
||||
トです。 CHAR(n)は、VARCHAR(n)が与えられた文字だけを保存するのに対し、ブランク
|
||||
を詰め込んでいつも同じ長さで文字列を保存するのに最適です。BYTEAは、部分的にNULL
|
||||
のバイトを含むバイナリデータを保存するためのものです。これらのタイプは同じくら
|
||||
いの性能特性をもちます。
|
||||
限があります。TEXT は長さに制限の無い文字列の保存のためのもので、最大で 1ギガバ
|
||||
イトです。 CHAR(n)は、VARCHAR(n)が与えられた文字だけを保存するのに対し、ブラン
|
||||
クを詰め込んでいつも同じ長さで文字列を保存するのに最適です。BYTEAは、部分的に
|
||||
NULL のバイトを含むバイナリデータを保存するためのものです。これらのタイプは同じ
|
||||
くらいの性能特性をもちます。
|
||||
|
||||
4.15.1) 通番(serial)/自動増分フィールドはどのようにつくりますか?
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||||
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||||
|
@ -1121,8 +1092,7 @@ PostgreSQL
|
|||
また、各ロウのOIDフィールドを一意値として使うこともできます。しかしながら、もし
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||||
もデータベースをダンプしてリロードする必要がある場合は、OIDを温存するために
|
||||
pg_dump で -oオプションを使うか、または、COPY WITH OIDSオプションを使う必要があ
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||||
ります。 Bruce Momjian の(http://www.PostgreSQL.org/docs/aw_pgsql_book)の
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||||
Numbering Rowsの章にありあます。
|
||||
ります。
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||||
|
||||
4.15.2) SERIALデータ型に挿入される値は、どうすれば得られますか?
|
||||
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||||
|
@ -1179,12 +1149,11 @@ PostgreSQL
|
|||
す。OID を他の何かに変えたい、あるいは元の OID もテーブルと一緒にコピーしたいの
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||||
なら、できなくはありません。
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||||
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||||
CREATE TABLE new (old_oid oid, mycol int);
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||||
SELECT old_oid, mycol INTO new FROM old;
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||||
COPY new TO '/tmp/pgtable';
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||||
DELETE FROM new;
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||||
COPY new WITH OIDS FROM '/tmp/pgtable';
|
||||
|
||||
CREATE TABLE new_table(mycol int);
|
||||
SELECT oid AS old_oid, mycol INTO tmp_table FROM old_table;
|
||||
COPY tmp_table TO '/tmp/pgtable';
|
||||
COPY new_table WITH OIDS FROM '/tmp/pgtable';
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||||
DROP TABLE tmp_table;
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||||
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||||
OID は、4バイトの整数として保存されているので、40億を越えると溢れてしまうでしょ
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||||
う。誰もこれが起きたと報告してくる人はいませんでしたが、そうなる前にこの制限を
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||||
|
@ -1253,7 +1222,7 @@ descriptor(
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|||
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||||
CURRENT_TIMESTAMPを使います:
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||||
CREATE TABLE test (x int, modtime timestamp DEFAULT >CURRENT_TIMESTAMP );
|
||||
CREATE TABLE test (x int, modtime timestamp DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP );
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||||
|
||||
4.22) なぜ、INを使う副問い合わせがとても遅いのですか?
|
||||
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||||
|
@ -1264,7 +1233,7 @@ CURRENT_TIMESTAMP
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|||
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||||
SELECT *
|
||||
FROM tab
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||||
WHERE col1 IN (SELECT subcol FROM subtab)
|
||||
WHERE col IN (SELECT subcol FROM subtab)
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||||
|
||||
を、置き換えて:
|
||||
|
||||
|
@ -1294,9 +1263,10 @@ PostgreSQL
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|||
たロウ(t2 と一致しなかったロウ)も返しています。RIGHT 結合は t2 の結合されなかっ
|
||||
たロウを加えるでしょう。FULL 結合は、一致したロウに t1 と t2 からは結合されなか
|
||||
ったロウを返すでしょう。OUTER という言葉はオプションで LEFT, RIGHT, または FULL
|
||||
などの結合を仮定されています。以前のリリースでは外部結合(outer join)をUNION と
|
||||
NOT IN を使ってシミュレートできます。たとえば、tab1 と tab2 を結合するときは、
|
||||
次の問い合わせで二つのテーブルを外部結合します。
|
||||
などの結合を仮定されています。通常、結合はINNER結合と呼ばれます。以前のリリース
|
||||
では外部結合(outer join)をUNION と NOT IN を使ってシミュレートできます。たとえ
|
||||
ば、tab1 と tab2 を結合するときは、次の問い合わせで二つのテーブルを外部結合しま
|
||||
す。
|
||||
|
||||
SELECT tab1.col1, tab2.col2
|
||||
FROM tab1, tab2
|
||||
|
@ -1319,7 +1289,7 @@ contrib/dblink
|
|||
|
||||
4.25) 関数で複数のロウまたはカラムを返すにはどうしますか?
|
||||
|
||||
7.3では関数から、複数行のや複数カラムを簡単に返せます。 http://
|
||||
7.3では関数から、複数のロウや複数カラムを簡単に返せます。 http://
|
||||
techdocs.postgresql.org/guides/SetReturningFunctions。
|
||||
|
||||
4.26)なぜ、PL/PgSQL 関数の中から一時テーブルを確実に create/drop することができ
|
||||
|
@ -1394,7 +1364,7 @@ http://www.csra.co.jp/~mitani/jpug/pgreplicate/ ]
|
|||
[訳注:
|
||||
日本語版の製作については以下の通りです。
|
||||
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||||
最終更新日: 2004年04月28日
|
||||
最終更新日: 2004年08月22日
|
||||
翻訳者: 桑村 潤 (Jun Kuwamura <juk at PostgreSQL.jp>)
|
||||
|
||||
このFAQの和訳の作成にあたり協力をしてくださった方々(敬称は略させていただきます):
|
||||
|
@ -1416,8 +1386,8 @@ http://www.csra.co.jp/~mitani/jpug/pgreplicate/ ]
|
|||
稲葉 香理(Kaori Inaba <i-kaori at sra.co.jp>)
|
||||
|
||||
をはじめ、ポストグレスに関する話題豊富な日本語ポストグレス・メーリングリスト、
|
||||
和訳のきっかけを作ってくれた JF(Linux Japanese FAQ Mailing List)プロジェクト、その他、
|
||||
直接あるいは間接的にかかわっているすべてのオープンソースコミュニティーの皆さんに感謝します。
|
||||
和訳のきっかけを作ってくれた JF(Linux Japanese FAQ Mailing List)プロジェクト、
|
||||
その他、直接あるいは間接的にかかわっているすべてのオープンソースコミュニティーの皆さんに感謝します。
|
||||
|
||||
日本語版のこの文書は、以下からもたどれます。
|
||||
http://www.rccm.co.jp/~juk/pgsql/(FAQ和訳 PostgreSQL についてよくある質問)
|
||||
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@ -8,7 +8,7 @@
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<H1>
|
||||
PostgreSQL(ポストグレス・キュー・エル)についてよくある質問とその解答(FAQ)</H1>
|
||||
<P>
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||||
原文最終更新日: Mon Mar 29 00:07:11 EST 2004</P>
|
||||
原文最終更新日: Fri Jun 4 00:09:16 EDT 2004</P>
|
||||
<P>
|
||||
現在の維持管理者: Bruce Momjian (<A
|
||||
HREF="mailto:pgman@candle.pha.pa.us">pgman@candle.pha.pa.us</A>)<BR>
|
||||
|
@ -42,7 +42,7 @@ http://www.PostgreSQL.org/docs/faqs/FAQ.html</A>
|
|||
|
||||
この和訳についてお気づきの点は(<A HREF="mailto:juk at PostgreSQL.jp">juk at PostgreSQL.jp</A>)までメールでお寄せ下さい。
|
||||
|
||||
2003年09月20日 桑村 潤
|
||||
2004年08月22日 桑村 潤
|
||||
]
|
||||
</PRE></SMALL>
|
||||
|
||||
|
@ -92,6 +92,7 @@ http://www.PostgreSQL.org/docs/faqs/FAQ.html</A>
|
|||
<A HREF="#3.8">3.8</A>) 接続しようとするときに <I>'Sorry, too many clients'</I> が出るのはなぜですか?<BR>
|
||||
<A HREF="#3.9">3.9</A>) <I>pgsql_tmp</I> ディレクトリの中には何がありますか?<BR>
|
||||
<A href="#3.10">3.10</A>) PostgreSQLのメジャーリリースをアップデートするのにダンプとリストアをしなくてはならないのはなぜですか?<br>
|
||||
<A href="#3.11">3.11</A>) ハードウェアにはどんなコンピュータを使えばよいですか?<BR>
|
||||
|
||||
|
||||
|
||||
|
@ -142,7 +143,7 @@ http://www.PostgreSQL.org/docs/faqs/FAQ.html</A>
|
|||
|
||||
<H4><A NAME="1.1">1.1</A>) PostgreSQL とは何ですか? 何と読みますか?</H4>
|
||||
|
||||
<P><I>Post-Gres-Q-L.</I>(ポスト - グレス - キュー - エル) と発音します。
|
||||
<P><I>Post-Gres-Q-L</I>(ポスト - グレス - キュー - エル) と発音します。
|
||||
この発音を聞きたい人のために、オーディオファイルを http://www.postgresql.org/postgresql.mp3 に用意してあります。</P>
|
||||
<P>PostgreSQL は次世代 <SMALL>DBMS</SMALL> 研究用のプロトタイプであった POSTGRES データベース管理システムの改良版です(このため、今でもときどき "Postgres" と呼ばれることがあります)。PostgreSQL は POSTGRES の強力なデータ・モデルと豊富なデータ・タイプ(型)を保持しながら、POSTGRES で使われた PostQuel 問い合わせ言語を、拡張した <SMALL>SQL</SMALL> のサブセットに置き換えています。PostgreSQL は無料で完全なソースを利用できます。
|
||||
|
||||
|
@ -150,7 +151,7 @@ http://www.PostgreSQL.org/docs/faqs/FAQ.html</A>
|
|||
"http://www.PostgreSQL.org/docs/faqs/FAQ_DEV.html">http://www.PostgreSQL.org/docs/faqs/FAQ_DEV.html</A> にある開発者向けのFAQを見てください。
|
||||
</P>
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||||
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||||
<P>Postgres95-1.01 の中心的な開発者は Andrew Yu と Jolly Chen でしたが、その他大勢の人々がこのコードの移植、テスト、デバグ、および、改良に参加しました。PostgreSQL の派生元コードである POSTGRES はカリフォルニア大学バークレイ校において、 Michael Stonebraker 教授の指揮のもと、多くの学生、卒業生、本職のプログラマたちの努力により作られました。
|
||||
<P>Postgres95-1.01 の中心的な開発者は Andrew Yu と Jolly Chen でしたが、その他大勢の人々がこのコードの移植、テスト、デバグ、および、改良に参加しました。PostgreSQL の派生元コードである Postgres はカリフォルニア大学バークレイ校において、 Michael Stonebraker 教授の指揮のもと、多くの学生、卒業生、本職のプログラマたちの努力により作られました。
|
||||
|
||||
<P>バークレイにおけるこのソフトウェアのもとの名前は Postgres でしたが、<SMALL>SQL</SMALL> の機能が追加された 1995 年にその名前は Postgres95 に変更され、1996 年の終りにその名前は PostgreSQL に変更されました。
|
||||
|
||||
|
@ -235,30 +236,19 @@ MODIFICATIONS.</P>
|
|||
<P> Win32 <I>libpq</I> ライブラリと psql を作るために、<I>win32.mak</I> が配布に含まれてます。PostgreSQLは <SMALL>ODBC</SMALL> クライアントとも通信できます。</P>
|
||||
|
||||
<P><STRONG>サーバ</STRONG></P>
|
||||
|
||||
<P> 現在、Cygnus Unix/NT 移植ライブラリの Cygwin を使って、PostgreSQL データベースサーバは Windows NT と Win2k 上で稼働しています。配布に含まれる<I>pgsql/doc/FAQ_MSWIN</I>、あるいは、
|
||||
<A href="http://www.PostgreSQL.org/docs/faqs/text/FAQ_MSWIN">http://www.PostgreSQL.org/docs/faqs/text/FAQ_MSWIN</A>にある MS Windows FAQ をご覧下さい。</P>
|
||||
|
||||
<P>MS Win NT/2000/XP ネイティブ版への移植が現在進行中です。もっと詳しいWindows版PostgreSQLの近況は、<a href="http://techdocs.postgresql.org/guides/Windows">http://techdocs.postgresql.org/guides/Windows</a>と
|
||||
<a href="http://momjian.postgresql.org/main/writings/pgsql/win32.html">
|
||||
http://momjian.postgresql.org/main/writings/pgsql/win32.html</a>
|
||||
を見てください。
|
||||
</p>
|
||||
|
||||
<BR>
|
||||
[訳注:
|
||||
<BR>
|
||||
<h6><FONT COLOR="orange">
|
||||
Win32ネイティーブ版(Win32 Native version)
|
||||
</FONT></H6>
|
||||
<PRE>
|
||||
Windows-Native サーバー & クライアントパッケージが斉藤さんにより
|
||||
維持管理されています。
|
||||
<A href="http://hp.vector.co.jp/authors/VA023283/PostgreSQL.html">http://hp.vector.co.jp/authors/VA023283/PostgreSQL.html</A>
|
||||
(Windows-Native Server&Client Package for PostgreSQL by Hiroshi Saito)
|
||||
<A href="http://hp.vector.co.jp/authors/VA023283/PostgreSQLe.html">http://hp.vector.co.jp/authors/VA023283/PostgreSQLe.html</A>
|
||||
<p>Novell Netware 6 の移植もあります。
|
||||
<a href="http://forge.novell.com">http://forge.novell.com</a>.</p>
|
||||
|
||||
</PRE>
|
||||
<BR>
|
||||
]
|
||||
<BR>
|
||||
|
||||
|
||||
|
@ -275,6 +265,7 @@ href="ftp://ftp.PostgreSQL.org/pub/">ftp://ftp.PostgreSQL.org/pub/</A>
|
|||
|
||||
以下は日本のミラーサイトです:
|
||||
|
||||
Japan: <A HREF="ftp://ftp.jp.postgresql.org/">ftp://ftp.jp.postgresql.org/</A>
|
||||
Japan: <A HREF="ftp://mirror.nucba.ac.jp/mirror/PostgreSQL/pub/">ftp://mirror.nucba.ac.jp/mirror/PostgreSQL/pub/</A>
|
||||
Japan: <A HREF="ftp://ring.ip-kyoto.ad.jp/pub/misc/db/PostgreSQL/">ftp://ring.ip-kyoto.ad.jp/pub/misc/db/PostgreSQL/</A>
|
||||
Japan: <A HREF="ftp://ring.crl.go.jp/pub/misc/db/PostgreSQL/">ftp://ring.crl.go.jp/pub/misc/db/PostgreSQL/</A>
|
||||
|
@ -291,7 +282,7 @@ href="ftp://ftp.PostgreSQL.org/pub/">ftp://ftp.PostgreSQL.org/pub/</A>
|
|||
|
||||
<H4><A NAME="1.6">1.6</A>) サポートはどこで受けられますか?</H4>
|
||||
|
||||
<P>主要なメーリング・リストは: <A HREF="mailto:pgsql-general@PostgreSQL.org">pgsql-general@PostgreSQL.org</A>です。PostgreSQL に関することであれば議論ができます。このリストへの参加のは、電子メールの本文(Subject 行ではありません)に次の2行を書いて、</P>
|
||||
<P>主要なメーリング・リストは: <A HREF="mailto:pgsql-general@PostgreSQL.org">pgsql-general@PostgreSQL.org</A>です。PostgreSQL に関することであれば議論ができます。このリストへの参加は、電子メールの本文(Subject 行ではありません)に次の2行を書いて、</P>
|
||||
<PRE>
|
||||
subscribe
|
||||
end
|
||||
|
@ -315,7 +306,7 @@ href="ftp://ftp.PostgreSQL.org/pub/">ftp://ftp.PostgreSQL.org/pub/</A>
|
|||
end
|
||||
</PRE>
|
||||
と書いて<A
|
||||
HREF="mailto:bugs-request@PostgreSQL.org">bugs-request@PostgreSQL.org</A>
|
||||
HREF="mailto:pgsql-bugs-request@PostgreSQL.org">pgsql-bugs-request@PostgreSQL.org</A>
|
||||
|
||||
へ電子メールを送って下さい。</P>
|
||||
|
||||
|
@ -332,45 +323,35 @@ HREF="mailto:bugs-request@PostgreSQL.org">bugs-request@PostgreSQL.org</A>
|
|||
<A HREF="http://www.PostgreSQL.org">http://www.PostgreSQL.org</A>
|
||||
</BLOCKQUOTE>
|
||||
</P>
|
||||
<P>EFNetに <I>#PostgreSQL</I> という IRC チャンネルもあります。
|
||||
<P>Freenode および EFNetに <I>#PostgreSQL</I> という IRC チャンネルもあります。
|
||||
UNIX コマンドで
|
||||
<CODE>irc -c '#PostgreSQL' "$USER" irc.phoenix.net.</CODE> あるいは、
|
||||
<CODE>irc -c '#PostgreSQL' "$USER" irc.freenode.net.</CODE> を使って参加できます。
|
||||
</P>
|
||||
|
||||
|
||||
|
||||
<P>
|
||||
<SMALL><PRE>
|
||||
[訳注:
|
||||
1999年7月23日、日本PostgreSQLユーザー会(にほん ぽすとぐれす ゆーざー かい)、略称JPUG
|
||||
が設立されました。JPUG は非営利組織で、PostgreSQLを利用する人達の相互協力の場となっています。
|
||||
2003年5月17日の総会を以って、「日本PostgreSQLユーザ会」に名称を改めました。
|
||||
1999年7月23日、日本ポストグレスユーザー会、略称JPUGが設立されました。
|
||||
JPUG は非営利組織で、PostgreSQLを利用する人達の相互協力の場となっています。
|
||||
(2003年5月17日、「日本PostgreSQLユーザ会」に名称を改めました。)
|
||||
正会員の会費は無料ですが、協賛会員の会費と会員の積極的な貢献が会の運営を助けています。
|
||||
詳しくは、JPUG のWeb サイト:
|
||||
<A HREF="http://www.PostgreSQL.jp/">http://www.PostgreSQL.jp/</A>
|
||||
をご覧ください。会員登録も可能となっています。
|
||||
1990年代中ごろより、ポストグレスの日本語メーリング・リストを石井 達夫さんが主催しています。詳細は、
|
||||
<A HREF="http://www.sra.co.jp/people/t-ishii/PostgreSQL/ML/info.html">http://www.sra.co.jp/people/t-ishii/PostgreSQL/ML/info.html</A>
|
||||
をご覧下さい。アーカイブを、いわきりさんのpgsql-jp ML検索システム
|
||||
<A HREF="http://datula.mio.org/~iwakiri/pgsql_jp/">http://datula.mio.org/~iwakiri/pgsql_jp/</A>
|
||||
で検索することもできます。
|
||||
]
|
||||
|
||||
日本語のIRCチャンネル '#PostgreSQL*jp' も存在します。
|
||||
</PRE></SMALL>
|
||||
|
||||
|
||||
<P>商用サポート会社のリストは<a href="http://techdocs.postgresql.org/companies.php">http://techdocs.postgresql.org/companies.php</a>にあります。</P>
|
||||
<P>
|
||||
<SMALL><PRE>
|
||||
[訳注:
|
||||
日本では、<A HREF="http://osb.sra.co.jp/">SRA Inc. オープンシステム事業部</A> にて商用サポートが行なわれています。
|
||||
<A HREF="http://www.miraclelinux.co.jp/">ミラクル・リナックス株式会社</A> で "Miracle Linux for PostgreSQL" の販売とサポートが
|
||||
開始されました。
|
||||
]
|
||||
</PRE></SMALL>
|
||||
</P>
|
||||
|
||||
|
||||
<H4><A NAME="1.7">1.7</A>) 最新版はどれですか</H4>
|
||||
<P>
|
||||
PostgreSQL の最新版はバージョン 7.4.2 です。</P>
|
||||
PostgreSQL の最新版はバージョン 7.4.5 です。</P>
|
||||
<P>
|
||||
我々は、6~8カ月毎にメジャーリリースを行なうことを計画しています。</P>
|
||||
|
||||
|
@ -508,8 +489,6 @@ http://www.PostgreSQL.org/docs/awbook.html</A>
|
|||
<P><A
|
||||
href="http://www.PostgreSQL.org/bugs/bugs.php">http://www.PostgreSQL.org/bugs/bugs.php</A>PostgreSQL BugTool (バグツール)のページを訪れてみて下さい。 バグレポートを提出する仕方についての手引と指針があります。</P>
|
||||
|
||||
<P> その前に <A HREF="http://PostgreSQL.org">http://PostgreSQL.org</A>にある最新の FAQ をチェックして下さい。</P>
|
||||
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||||
<P> それと同時に ftp サイト <A HREF="ftp://ftp.PostgreSQL.org/pub/">ftp://ftp.PostgreSQL.org/pub/</A>で、もっと新しいバージョンの PostgreSQL あるいはパッチをさがしてみて下さい。</P>
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<H4><A NAME="1.14">1.14</A>) 他の<SMALL>DBMS</SMALL>と比べてPostgreSQLはどうなのですか?
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@ -526,15 +505,12 @@ href="http://www.PostgreSQL.org/bugs/bugs.php">http://www.PostgreSQL.org/bugs/bu
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<DT> <B>性能(Performance)</B></DT>
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<DD>
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PostgreSQLは他の商用あるいはオープンソースのデータベースと互角の性能も持ちます。ある面ではより早かったり、ほかの面ではより遅かったりします。MySQLなどの特化型データベース・システムにくらべて、PostgreSQL は複数ユーザや複雑な問い合わせ、また、 read/write 問い合わせのロードがより高速です。MySQLは少ないユーザでの単純な SELECT 問い合わせでは高速です。もちろん、MySQLには上記の<I>Features</I>の節に示すような機能はまったくありません。我々は、PostgreSQLに柔軟性と機能性を組み込みながらも、絶えず、プロファイラーに掛けたりソースコードを解析したりして、性能の改善を続けています。PostgreSQL と MySQL とを比較している面白い Web ページが<A href="http://openacs.org/philosophy/why-not-mysql.html">http://openacs.org/philosophy/why-not-mysql.html</A>にあります。また、MySQLは、製品をオープンソースを通じて配布して、クローズソースソフトウェアとしての商用ライセンスを要求する企業でもあり、PostgreSQLのようなオープンソース開発コミュニティではありません。
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<BR>
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PostgreSQLは、Unixプロセスを起動することによりユーザー接続を操作します。複数のバックエンド・プロセスが情報をロックしながらデータ・バッファーを共有します。マルチCPUでは、簡単に複数のバックエンドをそれぞれのCPUで走らせることができます。<BR>
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PostgreSQLは他の商用あるいはオープンソースのデータベースと互角の性能も持ちます。ある面ではより早かったり、ほかの面ではより遅かったりします。MySQLなどの特化型データベース・システムにくらべて、PostgreSQL は複数ユーザや複雑な問い合わせ、また、 read/write 問い合わせのロードがより高速です。MySQLは少ないユーザでの単純な SELECT 問い合わせでは高速です。もちろん、MySQLには上記の<I>Features</I>の節に示すような機能はほとんどありません。我々は、PostgreSQLに柔軟性と機能性を組み込みながらも、絶えず性能の改善を続けています。PostgreSQL と MySQL とを比較している面白い Web ページが<A href="http://openacs.org/philosophy/why-not-mysql.html">http://openacs.org/philosophy/why-not-mysql.html</A>にあります。また、MySQLは、製品をオープンソースを通じて配布して、クローズソースソフトウェアとしての商用ライセンスを要求する企業でもあり、PostgreSQLのようなオープンソース開発コミュニティではありません。
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</DD>
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<DT> <B>信頼性(Reliability)</B></DT>
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<DD>
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我々は、<SMALL>DBMS</SMALL>の信頼性が高くなくてはその価値が無いことを理解してます。十分テストして、安定したコードをバグを最小にしてからリリースするように勤めてます。それぞれのリリースは少なくとも1カ月以上のベータ・テストを行ない、これまでのリリースの履歴が、製品版として安定した堅固なリリースであることを物語っています。この分野では、他のデータベースと比べても遜色がないことに自信を持っています。<BR>
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我々は、<SMALL>DBMS</SMALL>の信頼性が高くなくてはその価値が無いことを理解してます。十分テストして、安定したコードをバグを最小にしてからリリースするように努めてます。それぞれのリリースは少なくとも1カ月以上のベータ・テストを行ない、これまでのリリースの履歴が、製品版として安定した堅固なリリースであることを物語っています。この分野では、他のデータベースと比べても遜色がないことに自信を持っています。<BR>
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</DD>
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<DT> <B>サポート(Support)</B></DT>
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@ -557,7 +533,7 @@ PostgreSQL
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<P>質の良い基盤はオープンソース・プロジェクトにとってはとても大切なもので、前進する勢いを失うプロジェクトの分裂を回避します。</P>
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<P>もちろん、この基盤は安いものではありません。維持し続けるためには毎月あるいは一時の経費がかかります。もし、あなたやあなたの会社に、こうした努力のための資金を助けるために施すことができるようでしたら、<A
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href="https://store.pgsql.com/shopping/">https://store.pgsql.com/shopping/</A>から寄付をお願いします。
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href="http://store.pgsql.com/shopping/">http://store.pgsql.com/shopping/</A>から寄付をお願いします。
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<P>また、Webページには PostgreSQL,Inc とありますが、そこの"義援(contributions)"アイテムは PostgreSQL プロジェクトをサポートするためだけのためで、決して特定の会社のための資金のためではありません。もし、手形(check)の方が都合がよければ連絡先の住所へお送り下さい。</P>
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@ -636,7 +612,7 @@ Programmer's Guide</A>
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</H4>
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<p>もちろん、PostgreSQL へのグラフィカルインターフェイスがいくつかあります。
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その中にPgAccess <a
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href="http://www.pgaccess.com">http://www.pgaccess.com</a>
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href="http://www.pgaccess.org">http://www.pgaccess.org</a>
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も含まれます。
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PgAdmin III (<a
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href="http://www.pgadmin.org">http://www.pgadmin.org</a>)もあります。
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@ -649,8 +625,6 @@ PhpPgAdmin (<a href="http://phppgadmin.sourceforge.net/">
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http://phppgadmin.sourceforge.net/ </a>) はPostgreSQLへのWebベースの
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インターフェイスを提供します。
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<P> PgAccess と呼ばれる素晴らしいグラフィカル・ユーザ・インターフェイスがあり、この配布と共に出荷されます。PgAccess にはレポート・ジェネレータもあります。Web ページは<A HREF="http://www.pgaccess.org/">http://www.pgaccess.org/</A>です。
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<P>より詳細なリストについては、<a
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href="http://techdocs.postgresql.org/guides/GUITools">http://techdocs.postgresql.org/guides/GUITools</a>
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をご覧ください。</P>
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@ -666,15 +640,13 @@ PhpPgAdmin (<a href="http://phppgadmin.sourceforge.net/">
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<P>以下のインターフェイスはPostgreSQLの配布に含まれています。
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<UL>
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<LI>C (libpq, libpgeasy)
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<LI>C (libpq)
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<LI>埋め込みC (ecpg)
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<LI>Java (jdbc)
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<LI>Python (<A HREF="http://www.druid.net/pygresql/">PyGreSQL</A>)
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<LI>TCL (libpgtcl)
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</UL>
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<P>その他の利用可能なインターフェイスは <a
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href="http://www.PostgreSQL.org/interfaces.html">http://www.PostgreSQL.org/interfaces.html</a>
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および、
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<a href="http://gborg.postgresql.org">http://gborg.postgresql.org</A>
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||||
の<I>Drivers/Interfaces</I>のセクションにあります。
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</P>
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@ -707,7 +679,7 @@ href="http://www.PostgreSQL.org/interfaces.html">http://www.PostgreSQL.org/inter
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<P> カーネルが共有メモリーを持つ設定になっていなかったか、でなければ、カーネルに対して使える共有メモリーの大きさを大きく設定する必要があります。具体的な大きさは、使っているアーキテクチャと<I>postmaster</I> を走らせるときに設定するバッファの数とバックエンドプロセスに依存します。ほとんどのシステムでは、既定値のバッファサイズのままで、少なくとも約1MBが必要です。
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<A ref=
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||||
"http://www.PostgreSQL.org/docs/view.php?version=current&idoc=1&file=kernel-resources.html">PostgreSQL Administrator's Gide
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||||
"http://www.PostgreSQL.org/docs/view.php?version=current&idoc=1&file=kernel-resources.html">PostgreSQL Administrator's Guide
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||||
</A>に共有メモリーとセマフォについての情報の詳細がありますのでご覧ください。</P>
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@ -722,7 +694,7 @@ href="http://www.PostgreSQL.org/interfaces.html">http://www.PostgreSQL.org/inter
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</P>
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<P>もし、エラーメッセージがなにか他のものであれば、カーネルの構成でまったくセマフォのサポートをしていないかもしれません。
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PostgreSQL Administrator's Gide に共有メモリーとセマフォについての情報の詳細があります。</P>
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||||
PostgreSQL Administrator's Guide に共有メモリーとセマフォについての情報の詳細があります。</P>
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<P>
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@ -730,7 +702,7 @@ PostgreSQL Administrator's Gide
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</H4>
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<P> 既定値では、PostgreSQL は unix ドメインソケットを使うローカルマシンからの接続しか許しません。postgresql.conf の中の tcpip_sockets を有効にし、<I>$PGDATA/pg_hba.conf</I> ファイルを適切に直して、ホスト主導型の認証を使わないかぎりは他のマシンからは接続できないでしょう。これによりTCP/IPの接続が可能になります。
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<p>操作不能なセマフォも過度のデータベースアクセス中にクラッシュを引き起こすことがあります。
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</p>
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<P>
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<H4><A NAME="3.6">3.6</A>) より良い性能を得るためには、データベース・エンジンをどのように調整すれば良いですか?
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@ -787,14 +759,12 @@ PostgreSQL Administrator's Gide
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<P> <I>postmasterが</I>同時始動できるバックエンドプロセスに対する制限数を増やす必要があります。
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<P>既定の最大プロセスは32プロセスです。<I>-N</I>に適切な値を引数にして<I>postmaster</I>を再起動するか、PostgreSQL.conf を修正することによって、その値を増やすことができます。
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既定の構成では<I>-N</I>は最大1024まで設定できます。もし、もっと必要であれば<I>include/config.h</I>の中の<SMALL>MAXBACKENDS</SMALL>を増加させ、再構築します。もし、望むなら<I>configure</I>の <I>--with-maxbackends</I>切替を使って、<I>-N</I>の既定値を構成時に設定できます。
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<P>もし、<I>-N</I> を 32よりも大きくするのであれば、<I>-B</I>も既定の64より大きい値に増加させなくてはならないし、<I>-B</I> は少なくとも <I>-N</I> の2倍はなくてはならず、おそらく最高性能を望むならばそれより大きい値が必要なはずです。バックエンドプロセスをたくさんにすると、いろいろなUnixカーネル構成パラメータも増やすことが必要になるかもしれません。
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共有メモリー・ブロックの最大値(<SMALL>SHMMAX</SMALL>)、
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セマフォの最大数(<SMALL>SEMMNS</SMALL>と<SMALL>SEMMNI</SMALL>)、
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プロセスの最大数(<SMALL>NPROC</SMALL>)、
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ユーザ毎の最大プロセス数(<SMALL>MAXUPRC</SMALL>)、
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開くファイルの最大数(<SMALL>NFILE</SMALL>と<SMALL>NINODE</SMALL>
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開くファイルの最大数(<SMALL>NFILE</SMALL>と<SMALL>NINODE</SMALL>)
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も確認事項に含まれます。
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PostgreSQLに許されるバックエンドのプロセス数が制限されているのは、
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システムのリソースを使い果してしまうことを避けるためです。
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@ -819,12 +789,19 @@ PostgreSQL
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pg_options は PostgreSQL.conf になっています。)
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]
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</PRE></SMALL>
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<P>
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<H4><A name="3.10">3.10</A>) PostgreSQLのメジャーリリースをアップデートするのにダンプとリストアをしなくてはならないのはなぜですか?</H4>
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<P>
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PostgreSQLチームはマイナーリリースでは小さな変更しか行ないませんので、7.2 から 7.2.1 へのアップグレードにはダンプとリストアの必要はありません。しかし、メジャーリリース(たとえば、7.2から7.3へのような)では、システムテーブルやデータファイルの内部フォーマットの変更をしばしば行ないます。これらの変更はたいてい複雑で、そのため我々はデータファイルのための後方互換性を維持することができません。ダンプは汎用フォーマットでデータを出力し、それを新しい内部フォーマットに読み込むことができます。
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PostgreSQLチームはマイナーリリースでは小さな変更しか行ないませんので、7.2 から 7.2.1 へのアップグレードにはダンプとリストアの必要はありません。しかし、メジャーリリース(たとえば、7.2から7.3へのような)では、システムテーブルやデータファイルの内部フォーマットの変更をしばしば行ないます。これらの変更はたいてい複雑で、そのため我々はデータファイルのための後方互換性を維持することができません。ダンプは汎用フォーマットでデータを出力し、それを新しい内部フォーマットに読み込むことができます。</P>
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<P>
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||||
同一リリースではディスク上でのフォーマットに変更はないので、アップグレードにはダンプ/リストアではなく、<I>pg_upgrade</I> スクリプトを使うことができます。リリースノートには、<I>pg_upgrade</I> が利用可能なリリースかどうか記されています。</P>
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||||
ディスク上でのフォーマットに変更のない同一リリースでは、アップグレードは、ダンプ/リストアではなく、<I>pg_upgrade</I> スクリプトを使うことができます。リリースノートには、<I>pg_upgrade</I> が利用可能なリリースかどうか記されています。</P>
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<P>
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<H4><A name="3.11">3.11</A>) ハードウェアにはどんなコンピュータを使えばよいですか?</H4>
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<P>
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PCハードウェアはほとんど互換性がありますので、ほとんどの人は、すべてのPCハードウェアが同じ品質だと思い込む傾向があります。しかし、それは間違いです。ECC RAM、SCSI、および、高品質マザーボードは、安いハードウェアに比べると、より信頼性が高く、より性能も良いのです。PostgreSQL はほとんどのハードウェアで稼働しますが、信頼性や性能が重要な場合は、ハードウェアのオプションを研究することが賢明です。メーリングリストでもハードウェアオプションとトレードオフについて議論することができます。</P>
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<P>
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<HR>
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@ -857,7 +834,7 @@ PostgreSQL
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<H4><A NAME="4.3">4.3</A>) テーブルやその他の情報のリストを <I>psql</I> で見るにはどうしますか?
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</H4>
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<P>
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<I>psql</I>の中で、 \dt コマンドを使ってテーブルを見ます。psql の中のコマンドの完全なリストには \? を使えます。あるいは、<I>psql</I>のソースコードの<I>pgsql/src/bin/psql/describe.c</I>ファイルを見るることもできて、その中には<I>psql</I>のバックスラッシュコマンドの出力を生成する<SMALL>SQL</SMALL>コマンドが含まれています。また、<I>psql</I>を -E オプションと一緒に開始すると、実行させたコマンドを実行するために使う問い合わせを出力するようになります。PostgreSQLはまた、<SMALL>SQLi</SMALL>対応の INFORMATION SCHEMA インターフェースを用意していて、データベースについての情報を得るために問い合わせを使うことができます。
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||||
<I>psql</I>の中で、 \dt コマンドを使ってテーブルを見ます。psql の中のコマンドの完全なリストには \? を使えます。あるいは、<I>psql</I>のソースコードの<I>pgsql/src/bin/psql/describe.c</I>ファイルを見ることもできて、その中には<I>psql</I>のバックスラッシュコマンドの出力を生成する<SMALL>SQL</SMALL>コマンドが含まれています。また、<I>psql</I>を -E オプションと一緒に開始すると、実行させたコマンドを実行するために使う問い合わせを出力するようになります。PostgreSQLはまた、<SMALL>SQLi</SMALL>対応の INFORMATION SCHEMA インターフェースを用意していて、データベースについての情報を得るために問い合わせを使うことができます。
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</P>
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@ -884,7 +861,7 @@ PostgreSQL
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BEGIN;
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ALTER TABLE tab ADD COLUMN new_col <i>new_data_type</i>;
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UPDATE tab SET new_col = CAST(old_col AS <i>new_data_type</i>);
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ALTER TABLE DROP tab COLUMN old_col;
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ALTER TABLE tab DROP COLUMN old_col;
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COMMIT;
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</PRE>
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@ -902,14 +879,14 @@ PostgreSQL
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フィールドの最大サイズ? 1GB
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テーブル内での最大ロウ数? 制限無し
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テーブル内での最大カラム数? カラムの型により250-1600
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テーブル内での最大インデクス数? 制限無し
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テーブル内での最大インデックス数? 制限無し
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</PRE>
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<P> もちろん、これらは実際は無制限ではなく、ディスク容量とメモリーやスワップスペースの大きさにより制限されます。性能はこれらの値がことのほか大きな時に煽りを受けます。
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<P> 最大テーブルサイズの32TBはオペレーティングシステムによる巨大ファイルのサポートは必要としません。巨大なテーブルは複数の1GBのファイルに分けて保存されますので、ファイルシステムの制限は重要ではありません。
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<P> デフォルトのブロックサイズを32kにすることで、最大テーブルサイズと最大カラム数とが4倍させることができます。
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<P> デフォルトのブロックサイズを32kにすることで、最大テーブルサイズと最大カラム数とを4倍にすることができます。
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<P>
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@ -924,23 +901,23 @@ PostgreSQL
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ファイルの大きさは次のように約6.4MBと見積もることができます:
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<PRE>
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36 bytes: 各ロウのヘッダ(概算)
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32 bytes: 各ロウのヘッダ(概算)
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24 bytes: 整数(int)フィールドとテキスト(text)フィールド
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+ 4 bytes: ページ上のタップルへのポインタ
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----------------------------------------
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64 bytes per row
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60 bytes per row
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PostgreSQL のデータページサイズは 8192バイト(8KB)なので:
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8192 bytes per page
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------------------- = 128 rows per database page (切り上げ)
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64 bytes per row
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------------------- = 136 rows per database page (切り捨て)
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60 bytes per row
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100000 data rows
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-------------------- = 782 database pages
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-------------------- = 782 database pages (切り上げ)
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128 rows per page
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782 database pages * 8192 bytes per page = 6,406,144 bytes (6.4 MB)
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735 database pages * 8192 bytes per page = 6,021,120 bytes (6 MB)
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</PRE>
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<P>
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@ -952,8 +929,9 @@ PostgreSQL
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<H4><A NAME="4.7">4.7</A>) 定義されたテーブル、インデックス、データベース、および、ユーザをどのようにして見つけ出しますか?
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</H4>
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<P> <I>psql</I> にはいろいろなバックスラッシュ・コマンドがあり、こうした情報を表示します。バックスラッシュ・コマンドの種類を見るには \? を使って下さい。
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||||
<P> また、<I>pgsql/src/tutorial/syscat.source</I> ファイルを走らせてみて下さい。それは、沢山の <SMALL>SELECT</SMALL> 文により必要な情報をデータベースのシステム・テーブルから取り出して例示してくれます。また、<i>pg_</i> で始まるシステムテーブルにも記述されています。さらに、<i>psql -l</i> はすべてのデータベースをリスト表示します。
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||||
<P> <I>psql</I> にはいろいろなバックスラッシュ・コマンドがあり、こうした情報を表示します。バックスラッシュ・コマンドの種類を見るには \? を使って下さい。また、<i>pg_</i> で始まるシステムテーブルにも記述されています。さらに、<i>psql -l</i> はすべてのデータベースをリスト表示します。
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||||
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||||
<P> また、<I>pgsql/src/tutorial/syscat.source</I> ファイルを走らせてみて下さい。それは、沢山の <SMALL>SELECT</SMALL> 文により必要な情報をデータベースのシステム・テーブルから取り出して例示してくれます。
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<P>
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<H4><A NAME="4.8">4.8</A>) 問い合わせが遅いうえ、インデックスを使っている様子がありません。なぜですか?
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@ -969,7 +947,7 @@ PostgreSQL
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|||
ての統計情報を持たなければなりません。この統計情報は、<SMALL>VACUUM
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ANALYZE</SMALL>または、単に <SMALL>ANALYZE</SMALL> を使って収集すること
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ができます。統計情報を使ってオブティマイザはテーブルの中にあるロウ数を知
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り、インデックスを使うべきかのの決定をより正しくできます。統計情報は最適
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||||
り、インデックスを使うべきかの決定をより正しくできます。統計情報は最適
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な結合順や結合方法を決める上でも貴重なものもあります。統計情報の収集は、
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テーブルの内容がかわると毎に繰返しなされるべきです。</P>
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@ -988,7 +966,7 @@ ORDER BY
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LIMIT 1;
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</PRE>
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<P>もし、オプティマイザが間違ってシーケンシャルスキャンを選択したことに疑いがなければ、<CODE>SET enable_seqscan TO 'off'</CODE>を使ってインデクススキャンでまちがいなく速くなっているかをテストをしてみてください。</P>
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||||
<P>もし、オプティマイザが間違ってシーケンシャルスキャンを選択したことに疑いがなければ、<CODE>SET enable_seqscan TO 'off'</CODE>を使ってインデックススキャンでまちがいなく速くなっているかをテストをしてみてください。</P>
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<P> <SMALL>LIKE</SMALL> あるいは <I>~</I> のようなワイルドカード演算
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||||
子は特別な環境でしか使えません:
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@ -1081,13 +1059,6 @@ Proceedings of the 1984 ACM SIGMOD Int'l Conf on Mgmt of Data, 45-57.
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</PRE>
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<PRE>
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WHERE lower(textfield) LIKE lower(pattern)
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</PRE>
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<P>
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<H4><A NAME="4.13">4.13</A>) 問い合わせの中で、フィールドが <SMALL>NULL</SMALL> であることを検出するにはどうしますか?
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</H4>
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@ -1102,11 +1073,11 @@ Proceedings of the 1984 ACM SIGMOD Int'l Conf on Mgmt of Data, 45-57.
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<PRE>
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Type Internal Name Notes
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--------------------------------------------------
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CHAR(n) bpchar 指定された固定長となるように空白が詰められる
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"char" char 1文字
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VARCHAR(n) varchar 最大長のサイズを指定する、詰め物無し
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||||
CHAR(n) bpchar 指定された固定長となるように空白が詰められる
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||||
TEXT text 長さに上限の無いテキスト
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BYTEA bytea 可変長のバイト配列(null-byte safe)
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||||
"char" char 1文字
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</PRE>
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<P> 内部名にお目にかかるのは、システム・カタログを調べるときや、エラーメッセージを受け取るときです。
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@ -1114,7 +1085,7 @@ BYTEA bytea
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<P> 上記の型のうち最初の4つの型は "varlena" 型です(すなわち、ディスクの最初の4バイトがデータ長で、それの後に実際のデータが続きます)。このように実際の空間は宣言された大きさよりも少し大きくなります。しかし、これらのデータ型は<SMALL>TOAST</SMALL>により圧縮されたり複数ロウに渡って保存されたりして、ディスク上の空間は思ったより小さくなります。
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<P><SMALL>VARCHAR(n)</SMALL> は可変長の文字列を保存するのに最適ですが、保存できる文字列の長さに制限があります。<SMALL>TEXT</SMALL> は長さに制限の無い文字列の保存ためのもので、最大で 1ギガバイトです。 <SMALL>CHAR(n)</SMALL>は、<SMALL>VARCHAR(n)</SMALL>が与えられた文字だけを保存するのに対し、ブランクを詰め込んでいつも同じ長さで文字列を保存するのに最適です。<SMALL>BYTEA</SMALL>は、部分的に<SMALL>NULL</SMALL> のバイトを含むバイナリデータを保存するためのものです。これらのタイプは同じくらいの性能特性をもちます。</P>
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||||
<P><SMALL>VARCHAR(n)</SMALL> は可変長の文字列を保存するのに最適ですが、保存できる文字列の長さに制限があります。<SMALL>TEXT</SMALL> は長さに制限の無い文字列の保存のためのもので、最大で 1ギガバイトです。 <SMALL>CHAR(n)</SMALL>は、<SMALL>VARCHAR(n)</SMALL>が与えられた文字だけを保存するのに対し、ブランクを詰め込んでいつも同じ長さで文字列を保存するのに最適です。<SMALL>BYTEA</SMALL>は、部分的に<SMALL>NULL</SMALL> のバイトを含むバイナリデータを保存するためのものです。これらのタイプは同じくらいの性能特性をもちます。</P>
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<P>
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<H4><A NAME="4.15.1">4.15.1</A>) 通番(serial)/自動増分フィールドはどのようにつくりますか?
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@ -1145,8 +1116,6 @@ BYTEA bytea
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通番についてのもっと詳しい情報は、オンラインマニュアルで <I>create_sequence</I> をご覧下さい。
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<P> また、各ロウの<I>OID</I>フィールドを一意値として使うこともできます。しかしながら、もしもデータベースをダンプしてリロードする必要がある場合は、<SMALL>OID</SMALL>を温存するために<I>pg_dump</I> で <I>-o</I>オプションを使うか、または、<SMALL>COPY WITH OIDS</small>オプションを使う必要があります。
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Bruce Momjian の<A HREF="http://www.PostgreSQL.org/docs/aw_pgsql_book">(http://www.PostgreSQL.org/docs/aw_pgsql_book)の Numbering Rows</A>の章にありあます。
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<H4><A NAME="4.15.2">4.15.2</A>) <SMALL>SERIAL</SMALL>データ型に挿入される値は、どうすれば得られますか?
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</H4>
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@ -1195,15 +1164,11 @@ BYTEA bytea
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<PRE>
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CREATE TABLE new (old_oid oid, mycol int);
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SELECT old_oid, mycol INTO new FROM old;
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COPY new TO '/tmp/pgtable';
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DELETE FROM new;
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COPY new WITH OIDS FROM '/tmp/pgtable';
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<!--
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CREATE TABLE new_table(mycol int);
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INSERT INTO new_table (oid, mycol) SELECT oid, mycol FROM old_table;
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-->
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SELECT oid AS old_oid, mycol INTO tmp_table FROM old_table;
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COPY tmp_table TO '/tmp/pgtable';
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COPY new_table WITH OIDS FROM '/tmp/pgtable';
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DROP TABLE tmp_table;
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</PRE>
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<P> O<SMALL>ID</SMALL> は、4バイトの整数として保存されているので、40億を越えると溢れてしまうでしょう。誰もこれが起きたと報告してくる人はいませんでしたが、そうなる前にこの制限を取り除くことを計画しています。
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@ -1269,7 +1234,7 @@ href="http://hea-www.harvard.edu/MST/simul/software/docs/pkgs/pgsql/glossary/glo
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<P><i>CURRENT_TIMESTAMP</i>を使います:
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<PRE>
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CREATE TABLE test (x int, modtime timestamp DEFAULT >CURRENT_TIMESTAMP );
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CREATE TABLE test (x int, modtime timestamp DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP );
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</PRE>
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<P>
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@ -1284,7 +1249,7 @@ href="http://hea-www.harvard.edu/MST/simul/software/docs/pkgs/pgsql/glossary/glo
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<PRE>
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SELECT *
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FROM tab
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WHERE col1 IN (SELECT subcol FROM subtab)
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WHERE col IN (SELECT subcol FROM subtab)
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</PRE>
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を、置き換えて:
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<PRE>
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@ -1313,7 +1278,7 @@ PostgreSQL
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FROM t1 LEFT OUTER JOIN t2 USING (col);
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</PRE>
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これらの象徴的な問い合わせでは t1.col を t2.col と結合して、t1 の結合されなかったロウ(t2 と一致しなかったロウ)も返しています。<SMALL>RIGHT</SMALL> 結合は t2 の結合されなかったロウを加えるでしょう。<SMALL>FULL</SMALL> 結合は、一致したロウに t1 と t2 からは結合されなかったロウを返すでしょう。<SMALL>OUTER</SMALL> という言葉はオプションで <SMALL>LEFT</SMALL>, <SMALL>RIGHT</SMALL>, または <SMALL>FULL</SMALL> などの結合を仮定されています。
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これらの象徴的な問い合わせでは t1.col を t2.col と結合して、t1 の結合されなかったロウ(t2 と一致しなかったロウ)も返しています。<SMALL>RIGHT</SMALL> 結合は t2 の結合されなかったロウを加えるでしょう。<SMALL>FULL</SMALL> 結合は、一致したロウに t1 と t2 からは結合されなかったロウを返すでしょう。<SMALL>OUTER</SMALL> という言葉はオプションで <SMALL>LEFT</SMALL>, <SMALL>RIGHT</SMALL>, または <SMALL>FULL</SMALL> などの結合を仮定されています。通常、結合は<SMALL>INNER</SMALL>結合と呼ばれます。
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以前のリリースでは外部結合(outer join)を<SMALL>UNION</SMALL> と <SMALL>NOT IN</SMALL> を使ってシミュレートできます。
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たとえば、<i>tab1</i> と <i>tab2</i> を結合するときは、次の問い合わせで二つのテーブルを<i>外部</i>結合します。
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@ -1341,7 +1306,7 @@ PostgreSQL
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<P>
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<H4><A NAME="4.25">4.25</A>) 関数で複数のロウまたはカラムを返すにはどうしますか?<BR></H4>
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<P>7.3では関数から、複数行のや複数カラムを簡単に返せます。
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<P>7.3では関数から、複数のロウや複数カラムを簡単に返せます。
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<a href="http://techdocs.postgresql.org/guides/SetReturningFunctions">http://techdocs.postgresql.org/guides/SetReturningFunctions</a>。
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@ -1425,7 +1390,7 @@ http://gborg.PostgreSQL.org/project/pgreplication/projdisplay.php</a>
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[訳注:
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日本語版の製作については以下の通りです。
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最終更新日: 2004年04月28日
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最終更新日: 2004年08月22日
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翻訳者: 桑村 潤 (<A HREF="mailto:juk at PostgreSQL.jp">Jun Kuwamura <juk at PostgreSQL.jp></A>)
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このFAQの和訳の作成にあたり協力をしてくださった方々(敬称は略させていただきます):
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@ -1447,8 +1412,8 @@ http://gborg.PostgreSQL.org/project/pgreplication/projdisplay.php</a>
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稲葉 香理(<A HREF="mailto:i-kaori at sra.co.jp">Kaori Inaba <i-kaori at sra.co.jp></A>)
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をはじめ、ポストグレスに関する話題豊富な<A HREF="http://www.sra.co.jp/people/t-ishii/PostgreSQL/ML/info.html">日本語ポストグレス・メーリングリスト</A>、
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和訳のきっかけを作ってくれた <A HREF="http://jf.linux.or.jp/">JF(Linux Japanese FAQ Mailing List)プロジェクト</A>、その他、
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直接あるいは間接的にかかわっているすべてのオープンソースコミュニティーの皆さんに感謝します。
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和訳のきっかけを作ってくれた <A HREF="http://jf.linux.or.jp/">JF(Linux Japanese FAQ Mailing List)プロジェクト</A>、
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その他、直接あるいは間接的にかかわっているすべてのオープンソースコミュニティーの皆さんに感謝します。
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日本語版のこの文書は、以下からもたどれます。
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<A HREF="http://www.rccm.co.jp/~juk/pgsql/">http://www.rccm.co.jp/~juk/pgsql/</A>(FAQ和訳 PostgreSQL についてよくある質問)
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