Haiku での Wifi

index サポートされているハードウェア

全ての FreeBSD 8 wlan ドライバーは動作すると思われます。ただし, PCMCIA, CardBus, ExpressCard, USB, ISA ベースのカードは動作しません。 PCI, miniPCI, PCI-Express, miniPCI-Express, PCI-X は動作すると思われます。
以下のようなデバイスとドライバーをサポートします:

index ワイヤレスネットワークへの接続

Haiku は、暗号化されていないネットワークに加えて、WEP 暗号化キーを用いたネットワークアクセスの予備的なサポートがあります。 WEP は初期の暗号化メソッドで、もっともセキュアということではありません。

ターミナルからコマンド ifconfig を使って、利用可能なネットワークの一覧、ネットワーク接続、そしてネットワーク接続を閉じることができます。:

ifconfig [wifi_device_path] [list|join|leave] (key)

wifi_device_path は、ネットワーク プリファレンスアプレット、または ifconfig -a を実行することで見つけられます。

以下は、wifitopia と名付けたワイヤレスネットワークへの接続の例です。これらの例では、wifi ネットワークカードを /dev/net/iprowifi3945/0 と仮定しています。

ワイヤレスネットワークの一覧:

ifconfig /dev/net/iprowifi3945/0 list

暗号化されていないワイヤレスネットワークへの接続:

ifconfig /dev/net/iprowifi3945/0 join wifitopia

WEP 暗号化されたワイヤレスネットワークへの接続: (ascii パスワード)

ifconfig /dev/net/iprowifi3945/0 join wifitopia mypassword

WEP 暗号化された ワイヤレスネットワークへの接続: (64-bit 16 進数パスワード)

ifconfig /dev/net/iprowifi3945/0 join wifitopia 0x4010FABEEF

ワイヤレスネットワーク接続を閉じる:

ifconfig /dev/net/iprowifi3945/0 leave wifitopia

index 自動的にワイヤレスネットワークに接続する

起動毎にシステムを特定の SSID に自動的に接続させるために、/boot/common/settings/network/wireless_networks に次のフォーマットでワイヤレスネットワークとパスワードを記入してもよいです。

network wifitopia {
   password mypassword
}

この設定を作成していない場合、システムは最初に見つけた暗号化されていないネットワークに接続しようとするでしょう。

WEP ノート

index WPA 暗号化

今現在、Haiku では WPA 暗号を利用することができません。しかし、いくつかの努力によりかなり近づいています。

index install-wifi-firmwares.sh

Intel ipw2100、Intel iprowifi2200/2225/2915、Broadcom 43xx & Marvell 88W8335 のためのファームウェアをインストールするには、以下を実行する必要があります。

install-wifi-firmwares.sh

Haiku にオリジナルのファームウェアアーカイブを配布することをライセンス条項が許可しているため、 Intel ipw2011、iprowifi22xx はエンドユーザー承認があればインターネット接続無しでインストールできます。しかし、 Broadcom 43xx と Marvell 88W8335 は、Haiku と共に個別のファームウェアを配布できないため、アクティブなインターネット接続が必要です。

自分で Haiku イメージ をビルドしている方は、上述に従い、 build/jam/UserBuildConfig を編集することができます。 編集についての詳細と wifi の話題に関するとさまざまなアップデートはこのドキュメントのオンライン版を参照してください。

もし、ファームウェアをダウンロードする必要があるが、Haiku 環境にインターネット接続が無い場合は、Haiku の /boot に展開するための zip ファイルを作成するシェルスクリプトがオンライン版にあります。