debugger-icon_64.pngDebugger

Deskbar:アプリケーション (Applications)
場所:/boot/system/apps/Debugger
設定ファイル:~/config/settings/Debugger settings
~/config/settings/Debugger/


Debugger は、一般ユーザーがあまり使う機会のないアプリケーションです。それは、プログラム中のバグを詳細に調べる開発者をターゲットにしています。時々、これらのバグはクラッシュをもたらし、しかもそこでエンドユーザーでも Debugger に出会うことがあります。プログラムがクラッシュした時、次のアラートに遭遇します。

debugger_alert.png

そこには、クラッシュに対応するための 3 つのオプションがあります。

実際のDebugger の操作の記載は、Haiku の一般ユーザー向けというユーザーガイドの範囲を超えます。完全を期すために、以下のウィンドウは、上記のアラートでデバッグ (Debug) オプションを選んだ際に現れるものです。

debugger.png

少しさわり始めるとすぐわかるように、Debugger はもっとも複雑かつ洗練された Haiku 用アプリケーションのひとつです。もし読者が開発者で、ほかのプラットフォーム上のグラフィカルなデバッガーに慣れているなら、多くの機能はよく知っているものでしょう。

以下は、Haiku の Debugger の複雑さに光を当てるかもしれないいくつかのリンクです。もし特定の質問があるなら、それを開発メーリングリスト (development mailing list) にポストしてください。もしもより有用なリソースを見つけたら、その情報とともにバグレポートに報告してください。

Debugger レファレンスマニュアルDebugger の使い方についてのもっとも詳しい情報源。
Blog 記事 Debugger に関する 2、3 の記事があります。ほとんどは新機能追加後の Rene Gollent による記事です。
BeGeistert 026 のビデオ 2012 年の BeGeistert ミーティングで、Ingo Weinhold が Debugger の状況をデモしています。また、ボトルネックを追い詰めるプロファイラーのような、ほかの興味深いツールも紹介しています。
Default action when crashing このコミットメッセージは、なにかがクラッシュしたときの挙動を変更する方法を記載しています。たとえば、ユーザーにいつものクラッシュアラートを表示する代わりに、常にクラッシュレポートを保存するようにシステムを変更できます。そのような変更を特定のアプリケーションに限定することができます。