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ツールと表示メニュー
ユーザーアカウントの作成
評価とコメント
診断ログ

haikudepot-icon_64.pngHaikuDepot

Deskbar:Applications
場所:/boot/system/apps/HaikuDepot
設定ファイル:~/config/settings/HaikuDepot/main_settings
~/config/cache/HaikuDepot/ - キャッシュされたアイコン、スクリーンショット、説明など。


HaikuDepot は、ソフトウェアパッケージ管理の中心となるアプリケーションです。HaikuDepot により、パッケージリポジトリを経由して一覧や検索ができ、パッケージのインストールおよびアンインストールができます。初期設定では、HaikuDepot は、"おすすめパッケージ (Featured packages)" リスト、つまり、多くのユーザーが興味を持つと考えられるソフトウェアの一覧を表示します。

haikudepot.png

2番めのタブは、すべてのパッケージ (All packages) を表示します。表示は小さいアイコンとより多くの情報が列に配置されるように変わります:

haikudepot.png

index フィルター

一番上には、その下の使用可能なパッケージのリストをフィルタリングするいくつかの手段があります。

index リスト

Tracker ウィンドウと同じく、コンテキストメニューから表示する列を選択するには、列見出しで右クリックします。左クリックは、列に応じてリストを並び替えます。もちろん、列を新しい位置にドラッグすれば列を再配置できます。

パッケージの状態 (status) 列は、以下のうちの 1 つを取ります。

パッケージリストと情報エリアの間の点線をつかめば、パッケージリストを縦方向にリサイズできます。

index 情報エリア

下側は、その上のリストで現在選択されているパッケージの情報を表示するエリアです。
パッケージ名、作者、評価、およびバージョンの右側にボタンがあります。それは、パッケージの現在の状況に応じて、パッケージを インストール (Install)またはアンインストール (Uninstall)します。パッケージがすでにインストールされている場合は、ここにアプリケーションを開く (Open) ための追加のボタンを見つけるでしょう。

その下に 、パッケージについて (About)、評価 (Ratings)、変更履歴 (Changelog) 、および内容 (Contents) の 4 つのタブがあります。

index ツールと表示メニュー

ウィンドウの一番上にあるツール (Tools) メニュー内に、リポジトリを更新 (Refresh repositories) する項目があります。これは、リポジトリから利用可能なすべてのパッケージの最新リストを要求します。
もうひとつの項目は、リポジトリの管理... (Manage repositories...) です。それは、リポジトリプレファレンスを開き、リポジトリの追加 / 削除、または有効化 / 無効化を行います。
更新のチェック... (Check for updates...) は、ソフトウェアの更新 (SoftwareUpdater) を開き、更新されたパッケージの検索とインストールを行います。

表示 (Show) の下では、開発用パッケージ (Develop packages) および、ソースパッケージ (Source packages) をパッケージリスト内に表示することも選択できます。これらは通常のユーザーには興味のあるものではなく、リストをごちゃごちゃさせるだけです。しかし、パッケージのライブラリやヘッダーなどを必要とする人たちにとっては、それらに依存するプログラムの開発やコンパイルのために重要となります。

さらに興味深いものは、使用可能なパッケージ (Available packages) と、インストール済みパッケージ (Installed packages) だけを表示するオプションです。

index ユーザーアカウントの作成

パッケージを評価できるようにするには、Haiku Depot Server にユーザーアカウントを作成する必要があります。そこはすべてのパッケージを提供し、評価とユーザーコメントを記録しています。HaikuDepot アプリケーション内から、メニューバーの右端のメニューをクリックするとアカウントを作成できます。メニューには現在のステータス ログインしていません (Not logged in) が表示されています。ログイン… (Log in...) を選択すると、タブが 2 つあるウィンドウが開きます。ひとつは (いったんこれらが揃えば) ログインするためのユーザー名とパスワードの入力用で、もうひとつは新規アカウントの作成用です。

haikudepot-login-tab.png

アカウントの作成には以下が必要となります。

ログイン後、HaikuDepot の上右端のメニューは、(...) としてログイン (Logged in as (...)) となるでしょう。ここで、() 内はユーザー名を表示しています。メニューは直ちに、アカウントの変更… (Switch account...) または ログアウト (Log out) を提供します。

index 評価とコメント

アカウントを作成してログイン後、パッケージを評価してコメントを残せます。望むなら、マウスをパッケージの情報エリアにある評価の星のうえに重ねるだけで、評価 (Rating...) ボタンに変化します。それをクリックして評価ウィンドウを開きます。

haiku-depot-ratingpanel.png

ここで、マウスを星の上に移動して光らせてから、評価を選択します。また、アプリケーションの安定性を判定するためにレベル数値からの選択もできます。また、追加コメントの言語を指定できます。コメントを意味あるものにするためには、評価しようとするアプリケーションの特徴やバグ、癖に慣れるためにしばらく使うべきです。それから、"the next great American novel" は書かないでください…短く、親切で礼儀正しいコメントにしてください :)
送信 (Send) をクリック後、データはサーバーへ送られます。変更を見る前に、ツール (Tools) メニューから リポジトリを更新 (Refresh repositories) を選ばないといけないかもしれません。

いつでも評価ウィンドウに戻ってコメントの編集とパッケージの再評価ができます。また、ほかのユーザーがこの評価を見ることができます (This rating is visible to other users) チェックボックスを無効にすれば、ほかのユーザーにコメントを見せないようにできます。

index 診断ログ

HaikuDepot が使用されるとき、ネットワークおよびローカルサービスと対話します。時々アプリケーションが作成されたときには予想されていなかった方法で、物事は悪くなることがあるかもしれません。そのような場合、エラーメッセージは非常に曖昧なものになるかもしれません。与えられた問題を診断するために、HaikuDepot はアプリケーションの動作のログを提供できます。

ログを見てより掘り下げた情報を得るようにエラーメッセージが提案するかもしれません。または、問題をHaiku bug tracking system に提出するときに、ログを提供するように要求されるかもしれません。

診断ログを見るには、HaikuDepot をターミナルから起動させる必要があります:

HaikuDepot -v debug

コマンドは、-v フラグを使って、診断ログの冗長性を制御します。使用できる値は、off, info, debug および trace です。off を使用すると、ほんの少しの量のログを出力します。一方、trace は、最大の詳細なログを出力します。

HaikuDepot が起動して、アプリケーションと対話するとき、ターミナルウィンドウ内にテキストがスクロールするのを見るでしょう。これが診断ログです。