コマンドの一覧表

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コマンドラインアプリケーションの一覧表

場所:

/boot/system/bin
/boot/common/bin
~/config/bin

Haiku に同梱されているすべてのコマンドラインアプリケーションは、/boot/system/bin、または /boot/common/bin にあります。ユーザー自身が作ったコマンドラインアプリケーションや、追加インストールしたコマンドラインアプリケーションは、~/config/bin に配置する必要があります。これらの場所は PATH 環境変数に含まれているため、自動的に検出されます。
以下は、Haiku に同梱されているすべてのコマンドラインアプリケーションの一覧表です。それぞれの動作について短い説明があります。使い方についてさらに詳しい情報を見るには、--help という引数を付けてアプリケーションを実行してください。

索引: A – E :: F – J :: K – O :: P – S :: T – Z

`CortexAddOnHost`		使用中の、オーディオおよびビデオアドオンをモニターするサービスを起動します。
`ReadOnlyBootPrompt`		使用言語の設定
`[`		要素を比較して、真/偽を返します。
A
`addattr`		ファイルに属性を書き込みます。その際、型に配慮して、それに応じて値を変換します (Haiku 固有)。
`alert`		メッセージボックスを表示します (Haiku 固有)。
`arp`		システムの ARP キャッシュを操作します。
`awk`		`gawk` を参照ください。
`base64`		標準出力へ、Base64 のエンコード、またはデコードを行います。
`basename`		/パス/目的の/ファイル名文字列からディレクトリと、オプションで拡張子を取り除きます。
`bash`		Bourne-again シェル
`bc`		任意精度の電卓言語です。
`beep`		ベルを鳴らします。
`bootman`		ブートメニューのインストール、またはアンインストールを行います。
`bunzip2`		`bzip2` を参照ください。
`bzip2`		ファイル圧縮
`c++`		C++- コンパイラ
`cal`		カレンダーを表示します。
`cat`		ファイルを連結して、標準出力に表示します。
`catattr`		ファイルの属性の内容を表示します (Haiku 固有)。
`cc`		C コンパイラ
`checkfs`		ファイルシステムのチェックと、修復を行います (Haiku 固有)。
`checkitout`		ソースコードを、単純にそのレポジトリの URL でチェックアウトします。
`chgrp`		ファイルのグループを変更します。
`chmod`		ファイルのパーミッションを変更します。
`chop`		ファイルを小さなファイルに分割します。
`chown`		ファイルの所有者を変更します。
`chroot`		指定したルートディレクトリでコマンドを実行します。
`cksum`		ファイルの CRC チェックサムとバイト数を表示します。
`clear`		端末の内容を消去します。
`clockconfig`		時刻の設定を表示します。
`cmp`		1 バイトづつファイルを比較します。
`collectcatkeys`		[ロケールキットの移動した残り]
`comm`		ソート済ファイルを 1 行づつ比較します。
`compress`		データ圧縮プログラム
`consoled`		コンソールデーモン
`copyattr`		ひとつ以上のファイルの属性のサブセットを、ほかのファイルまたは新規ファイルにコピーします (Haiku 固有)。
`cp`		ファイルおよびディレクトリをコピーします。
`csplit`		指定のパターンでファイルを分割します。
`ctags`		ファイルで見つかったさまざまな言語オブジェクト用の索引ファイルを生成します。
`cut`		ファイルの各行からのセクションを印字します。
`date`		現在の時刻と日付を表示または設定します。
`dc`		電卓言語
`dd`		生データをコピーして、オペランドに従って変換、およびフォーマットします。
`desklink`		アイテムを Deskbar にインストールします (Haiku 固有)。
`diskimage`		Registers a file as disk device that can then be mounted. (Haiku specific)
`df`		マウントされたボリュームの空き領域および使用済み領域を報告します。
`diff`		行ごとにファイルを比較します。
`diff3`		3 つのファイルを行ごとに比較します。
`dircolors`		`ls` の色を設定します。
`dirname`		/path/to/filename 文字列から、ファイル名を取り去ります。
`draggers`		レプリカントのハンドルの状態を表示 / 設定します。
`driveinfo`		ハードウェア情報を表示します。
`dstcheck`		夏時間に / から変わる際に使われるメッセージボックスを表示します。
`du`		再帰的にディレクトリに対して、各ファイルのディスク使用量をまとめます。
`dumpcatalog`		[ロケールキットの移動した残り]
`echo`		1 行テキストを表示します。
`egrep`		`grep` を参照ください。
`eject`		リムーバブルメディアをイジェクトします。
`env`		修正された環境でプログラムを実行します。
`error`		任意のエラー番号に対する平文エラーメッセージを表示します。
`expand`		タブをスペースに変換します。
`expr`		表現の値を表示します。
F
`factor`		整数の素因数を表示します。
`false`		何もしません。"失敗 (unsuccessful)"を示し、値 "1" を返します。
`fdinfo`		システム中の、使用済みファイル記述子に関する情報を表示します。
`ffm`		フォーカスをマウス位置に合わせる (focus follows mouse) を設定します。
`fgrep`		`grep` を参照ください。
`filepanel`		読み込み/保存ファイルパネルを表示します (Haiku 固有)。
`find`		ディレクトリ階層内でファイルを検索します。
`finddir`		システムで定義された、特別なディレクトリを探します。
`fmt`		ファイルの段落を再設定します。
`fold`		ファイルの入力行を折りたたみます。
`fortune`		ランダムに、願わくは面白い格言を表示します。
`frcode`		ファイル名のリストを圧縮するため、updatedb によって呼び出されます。
`freetype-config`		FreeType のコンパイル情報と、リンク情報を表示します。
`ftp`		ファイル転送プログラム
`ftpd`		FTP デーモン
`funzip`		アーカイブの最初のアイテムを標準出力に展開します。
`fwcontrol`		FireWire 制御プログラム
`gawk`		パターン検索および処理言語。
`gdb`		GNU デバッガー
`getlimits`		シェルスクリプトに役立つフォーマット内のプラットフォーム依存の範囲を表示します。
`grep`		パターン検索
`groups`		それぞれのユーザー名に対して、グループメンバーシップを表示します。
`gunzip`		`gzip` を参照ください。
`gzexe`		実行ファイルの解凍/圧縮
`gzip`		ファイルの解凍/圧縮
`hd`		16 進ダンプ
`head`		ファイルの先頭の行を表示します。
`hey`		GUI アプリケーションをスクリプトで操作する小さなツールです。
`hostname`		システムのホスト名を表示、または設定します。
`id`		ユーザー、およびグループ情報を表示します。
`ident`		ファイル中の RCS キーワードを確認します。
`ifconfig`		ネットワークインターフェースを構成します。
`install`		実行中のシステムを中断させることなく、インストール先へファイルをコピーします。
`install-wifi-firmwares.sh`		さまざまな無線ネットワークカードのファームウェアをインストールします。
`installoptionalpackage`		オプショナルパッケージをインストールするための仮の解決法です。
`installsound`		サウンドプレファレンスパネル内のイベントに新しいサウンドを設定します。
`iroster`		入力デバイスを一覧表示します。
`isvolume`		マウントされたボリュームに対する情報を得ます。
`join`		同じ結合フィールドを持つそれぞれの入力ファイルの組に対して、行を標準出力に書き出します。
K
`kernel_debugger`		カーネルデバッガーに入ります。
`keymap`		キーマップの読み込み、または保存を行います。
`kill`		シグナルを送信して、プロセスを終了させます。
`less`		ファイルを表示します。
`lessecho`		引数を表示して、ファイル名中の * や ? のような、メタキャラクタを展開します。
`lesskey`		less のキーバインディングを指定します。
`link`		ファイルへのリンクを作成します。
`linkcatkeys`		[ロケールキットの移動した残り]
`listarea`		現在実行中のすべてのチームに対するエリアを一覧表示します。
`listattr`		ファイルの属性を一覧表示します (Haiku 固有)。
`listdev`		すべてのハードウェアデバイスを一覧表示します。
`listimage`		現在実行中のチームに対するイメージ情報を一覧表示します。
`listport`		チームによってまとめられた、システム中のすべての開いているポートを一覧表示します。
`listres`		ファイルのリソースを一覧表示します。
`listsem`		特定のチームによって割り当てられたセマフォを非知覧表示します。
`listusb`		Lists USB デバイスを一覧表示します。
`ln`		ファイルへのリンクを作成します。
`locale`		優先言語の組、その LC_CTYPE、および優先フォーマットを表示します。
`locate`		ファイルを検索します。
`logger`		メッセージをシステムログに送信します。
`login`		システム上のセッションを開始します。
`logname`		現在のユーザーの名前を表示します。
`ls`		ディレクトリの内容を一覧表示します。
`lsindex`		現在のボリューム / パーティション上のインデックス付けされた属性を表示します (Haiku 固有)。
`mail2mbox`		BeOS の e-mail ファイルを、Unix のメールボックスファイルに変換します。
`make`		GNU make ユーティリティ
`makebootable`		指定した BFS パーティション / デバイスを、最初の 2 セクタにブートコードを書きこむことで起動可能にします。
`mbox2mail`		Unix メールボックスファイルを BeOS の e-mail ファイルに変換します。
`md5sum`		MD5 チェックサムを表示、またはチェックします。
`merge`		3 方向ファイルマージ。
`message`		フラット化した BMessage ファイルを表示します。
`mimeset`		ファイルの MIME タイプを設定します。
`mkdepend`		Makefile の依存関係を作成します。
`mkdir`		ディレクトリを作成します。
`mkdos`		Initializes FAT パーティションを初期化します。
`mkfifo`		名前付きパイプを作成します。
`mkfs`		ファイルシステムを作成します。
`mkindex`		属性に対する新しいインデックスを作成します (Haiku 固有)。
`mktemp`		一時ファイルまたは一時ディレクトリを安全に作成します。
`modifiers`		現在押されている (または押されていない) モディファイアキーを表示します。
`more`		`less` を参照ください。
`mount`		ファイルシステムをマウントします。
`mount_nfs`		NFS パーティションををマウントします。
`mountvolume`		ボリュームを名前でマウントします。
`mv`		ファイルの移動/リネームを行います。
`netcat`		TCP および UDP ユーティリティ
`netstat`		ネットワークコネクション、ルーティングテーブル、インターフェース統計、マスカレードコネクション、およびマルチキャストメンバーシップを表示します。
`nl`		それぞれのファイルに行番号をつけて表示します。
`nohup`		ハングアップシグナルを無視してコマンドを実行します。
`nproc`		利用できるプロセッシングユニットの数を表示します。
`od`		ファイルのはっきりとした表現を書き出します。
`open`		シェルから、アプリケーション / ドキュメントを起動します (Haiku 固有)。
P
`passwd`		ユーザーパスワードを変更します。
`paste`		タブによって分離された各ファイルからの連続して一致する行を表示します。
`patch`		diff file をオリジナルのファイルに適用します。
`pathchk`		無効、またはポータブルでないファイル名を診断します。
`pc`		プログラマ用電卓
`ping`		ICMP エコーリクエストをネットワークホストに送信します。
`play`		CD のトラックを再生します。
`playfile`		オーディオファイルを再生します。
`playsound`		オーディオファイルを再生します。
`playwav`		WAV ファイルを再生します。
`pr`		印刷のため、ファイルをページ割付、または段組みします。
`printenv`		環境変数の値を表示します。
`printf`		データを書式設定して表示します。
`prio`		プロセスの優先度を変更します。
`profile`		スレットを分析します。
`ps`		実行中のプロセスを一覧表示します。
`ptx`		入力ファイル中の単語の、コンテキストを含む変更されたインデックスを出力します。
`pwd`		現在のディレクトリを表示します。
`query`		Tracker の "式で検索 (Find by formula)" 機能をエミュレートするシェルユーティリティです (Haiku 固有)。
`quit`		アプリケーションを終了します。
`rc`		リソースコンパイラ
`readlink`		シンボリックリンクが指すパスを表示します。
`reindex`		既存のファイルの属性を、新規に作成したインデックスに入れます (Haiku 固有)。
`release`		セマフォを開放します。
`renice`		実行中のプロセスの優先度を変更します。
`rlog`		RCS ファイルに関するログメッセージとその他の情報を表示します。
`rm`		ファイル、およびディレクトリを削除します。
`rmattr`		ファイルから属性を取り除きます (Haiku 固有)。
`rmdir`		ディレクトリを削除します。
`rmindex`		属性に対する牽引を削除します (Haiku 固有)。
`roster`		実行中のチームに関する情報を表示します。
`route`		ネットワークルートを一覧表示、および操作します。
`safemode`		システムがセーフモードで実行されているかどうかチェックします。
`screen_blanker`		screen blanker を起動します。
`screenmode`		スクリーンモードの表示 / 設定を行います。
`sdiff`		隣り合ったファイルの違いを表示、またはマージします。
`seq`		一連の数字を表示します。
`setdecor`		ウィンドウデコレーターの表示、および設定を行います。
`setgcc`		使用している gcc のバージョンを表示、または設定します。
`settype`		ファイルの MIME タイプ、シグネチャ、および優先アプリケーションを設定します。
`setversion`		ファイルのバージョンを表示します。
`setvolume`		システムサウンドボリュームを設定します。
`setwep`		無線ネットワーク用の、WEP 暗号化を提供します。
`sh`		`bash` を参照ください。
`sha1sum`		SHA1 チェックサムの表示とチェックを行います。
`shar`		シェルアーカイブを作成します。
`shred`		ファイルを繰り返し上書きします。
`shuf`		入力行のランダムな置換を表示します。
`shutdown`		コンピューターをシャットダウンします。
`sleep`		指定された秒数停止します。
`sort`		すべてのファイルのソート済みの連結を表示します。
`spamdbm`		電子メールをスパムか本物かに分類します。
`split`		入力ファイルの、接頭辞を備えた固定サイズの断片を出力します。
`stat`		ファイルまたはファイルシステムの状態を表示します。
`strace`		スレッドまたはチームの syscall をトレースします。
`stty`		端末の特性を表示 / 設定します。
`su`		有効なユーザー id およびグループを変更します。
`sum`		それぞれのファイルに対して、チェックサムとブロックカウントを表示します。
`sync`		ディスクへのブロック変更を強制し、スーパーブロックを更新します。
`sysinfo`		システム情報を表示します。
T
`tac`		最後の行を最初にして、ファイルを連結し表示します。
`tail`		ファイルの最後の 10 行を表示します。
`tcpdump`		ネットワークトラフィックをダンプします。
`tcptester`		[このコマンドは廃止予定です]
`tee`		標準入力からファイルへデータを書き込みまたは追加します。
`telnet`		Telnet プロトコルのユーザーインターフェースです。
`telnetd`		Telnet デーモン
`test`		要素を比較して、真/偽を返します。
`timeout`		コマンドを開始し、それが指定された秒数後にまだ動いていれば強制終了します。
`top`		実行中のスレッド、および CPU 使用率を表示します。
`touch`		ファイルのタイムスタンプを変更します。
`tput`		端末の初期化つまり、terminfo データベースへの問い合わせを行います。
`tr`		標準入力から文字を翻訳し、強制し、かつ / または削除します。
`traceroute`		ネットワークを通るルートパケットショットを表示します。
`translate`		DataTranslators を使って、ファイルフォーマットを変換します。
`trash`		ファイルをごみ箱に送るか、ごみ箱から元に戻します。
`true`		何もしません。"成功 (success)" を示し、値 "0" を返します。
`truncate`		ファイルのサイズを縮めるか、あるいは拡張します。
`tsort`		トポロジカルソートを行います。
`tty`		標準入力に接続した端末のファイル名を表示します。
`uname`		システム情報を表示します。
`unchop`		先に `chop` によって.分割されたファイルを再作成します。
`unexpand`		スペースをタブに変換します。
`uniq`		出力の隣接した位置する行をフィルタリングして、出力に書き出します。
`unlink`		指定のファイルを削除するために、unlink 関数を呼びます。
`unmount`		ボリュームをマウント解除します。
`unrar`		rar アーカイブを解凍します。
`unshar`		shar アーカイブを解凍します。
`untrash`		`trash` を参照ください。
`unzip`		zip アーカイブを解凍します。
`unzipsfx`		既存の zip アーカイブを自己解凍にするために使用されます。
`updatedb`		ローカライズデータベースを更新します。
`uptime`		システムが開始してからの日付と時間、および経過時間を表示します。
`urlwrapper`		それらを直接扱わないコマンドラインあるいはほかのアプリケーションを URL MIME 形式で包みます。
`useradd`		新規ユーザーを作成します。
`uudecode`		uuencode されたファイルをデコードします。
`uuencode`		離れたシステムにファイルをメールで送れるように、uuencode します。
`vdir`		ファイルに関する情報を一覧表示します。
`version`		ファイルのバージョンを返します。
`vmstat`		仮想メモリシステムに関する情報を表示します。
`waitfor`		特定のスレッドが現れるまで待ちます (Haiku 固有)。
`watch`		プログラムを一定期間ごとに実行します。
`wc`		ファイルの段落、単語、および文字 (バイト) の数を表示します。
`wget`		HTTP、HTTPS、または FTP を経由してファイルをダウンロードするツールです。
`which`		コマンドを探します。
`whoami`		現在の有効なユーザー ID と関係のあるユーザー名を表示します。
`xargs`		標準入力からコマンドラインを構築し実行します。
`xres`		リソースの表示と操作を行います。
`yes`		強制終了されるまで文字列を繰り返し表示します。
`zcat`		`gzip` を参照ください。
`zcmp`		`zdiff` を参照ください。
`zdiff`		圧縮済ファイルを比較します。
`zforce`		gzip ファイルに、'.gz' 拡張子を強制します。
`zgrep`		おそらく圧縮されたファイルを正規表現スキャンします。
`zip`		zip アーカイブ中のアイテムを追加または置き換えます。
`zipcloak`		zip アーカイブ中の暗号化されていないファイルをすべて暗号化します。
`zipgrep`		指定の zip アイテムを、文字列かパターンでスキャンします。
`zipinfo`		`unzip` を参照ください。
`zipnote`		zip アーカイブ中のコメントを表示します。
`zipsplit`		Zip アーカイブを小さく分割します。
`zmore`		`more` に似ていますが、任意の圧縮ファイルの圧縮されていない内容上で動作します。
`znew`		.Z ファイルを、.gz (gzip) アーカイブに再圧縮します。