haiku/docs/userguide/jp/filesystem-layout.html

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<head>
<!--
*
* Copyright 2008, Haiku. All rights reserved.
* Distributed under the terms of the MIT License.
*
* Authors:
* Humdinger <humdingerb@gmail.com>
* Translators:
* satashun
* Kentaro Ozeki
* mt
* log-1
*
-->
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<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css" />
<meta name="robots" content="all" />
<title>ファイルシステムの設計</title>
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</head>
<body>
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<div><span>ユーザーガイド</span></div>
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<ul class="lang-menu">
<li class="now"><img src="../images/flags/jp.png" alt="" /> 日本語</li>
<li><a href="../fr/filesystem-layout.html"><img src="../images/flags/fr.png" alt="" />Français</a></li>
<li><a href="../de/filesystem-layout.html"><img src="../images/flags/de.png" alt="" />Deutsch</a></li>
<li><a href="../it/filesystem-layout.html"><img src="../images/flags/it.png" alt="" />Italiano</a></li>
<li><a href="../ru/filesystem-layout.html"><img src="../images/flags/ru.png" alt="" />Русский</a></li>
<li><a href="../es/filesystem-layout.html"><img src="../images/flags/es.png" alt="" />Español</a></li>
<li><a href="../sv_SE/filesystem-layout.html"><img src="../images/flags/sv_SE.png" alt="" />Svenska</a></li>
<li><a href="../uk/filesystem-layout.html"><img src="../images/flags/uk.png" alt="" />Українська</a></li>
<li><a href="../zh_CN/filesystem-layout.html"><img src="../images/flags/zh_CN.png" alt="" /> 中文 [中文]</a></li>
<li><a href="../pt_PT/filesystem-layout.html"><img src="../images/flags/pt_PT.png" alt="" />Português</a></li>
<li><a href="../fi/filesystem-layout.html"><img src="../images/flags/fi.png" alt="" />Suomi</a></li>
<li><a href="../sk/filesystem-layout.html"><img src="../images/flags/sk.png" alt="" />Slovenčina</a></li>
<li><a href="../en/filesystem-layout.html"><img src="../images/flags/gb.png" alt="" />English</a></li>
</ul>
<span>
 «  <a href="bootloader.html">ブートローダー</a> 
::  <a href="contents.html" class="uplink">目次</a> 
::  <a href="gui.html">Haiku のグラフィカルユーザーインターフェース</a>  »
</span></div>
</div>
<div id="content">
<div>
<h1>ファイルシステムの設計</h1>
<p>Haikuのファイルシステムの設計は完全に透過的で、ファイルやフォルダーに暗号めいていない名前を使うよう常に努力しています。
システムが正しく機能するために重要なファイルやフォルダーについては、次のような警告を表示することで不慮の操作からそれらを保護します:</p>
<img src="images/filesystem-layout-images/achtung-user.png" alt="achtung-user.png" /> 
<img src="images/filesystem-layout-images/achtung-system.png" alt="achtung-system.png" />
<p>システム階層下の何かをリネームまたは削除しようとすると、第二の警告が表示されます。 "<span class="button">Rename</span>" ボタンは <span class="key">SHIFT</span> キーを押している間だけクリックできます。</p>
<p>通常、ブートボリュームのルートフォルダーから、次の 3 つのフォルダーが別々に枝分かれしています: </p>
<table summary="layout" border="0" cellspacing="0" cellpadding="2">
<tr><td><span class="path">/boot/system/</span></td><td> </td><td>システムのフォルダー。変更を加えてはいけません!</td></tr>
<tr><td><span class="path">/boot/common/</span></td><td> </td><td>ユーザ間で共有されるファイルを格納します。</td></tr>
<tr><td><span class="path">/boot/home/</span></td><td> </td><td>ユーザの個人フォルダーです。データと設定が保存されます。</td></tr>
</table>
<h2>
<a href="#"><img src="../images/up.png" style="border:none;float:right" alt="index" /></a>
<a id="system" name="system">システムフォルダー - <span class="path">/boot/system/</span></a></h2>
<p>Haiku の前身である BeOS では、このフォルダーは <span class="path">/boot/beos/</span> と名付けられていました。まだその名称をいくつかの古いドキュメント (たとえば、オリジナルの BeBook) の中に見ることができます。<br />
システムフォルダーの名称にかかわらず、その内部にあるものを変更すべきではありません。 Haiku をアップデートするたびに、システムフォルダー内にファイルやフォルダーが追加されたり、システムフォルダー内のファイルやフォルダーが削除・上書きされたりする可能性があります。他の Tracker アドオンや Translator 、あるいは他のハードウェアドライバで機能を追加したい場合は、自分の <span class="path">/boot/home/</span> の階層に、あるいはこれがすべてのユーザ向けであると思われる時は、 <span class="path">/boot/common/</span> の下にこれらをインストールします。 Haiku が現在同様マルチユーザに対応していない間は、1 つの <i>home</i> フォルダーを持った 1 人のユーザしか存在しないので、この区別には明白な効果がありません。しかし、将来的には 1 人以上の複数ユーザがサポートされるため、最初から正しい方法を知っておくことには意味があります。</p>
<p>それでは、仮に最新の画像形式のための新しい Translator をインストールするとしましょう。各自のシステムフォルダーにそれを単純にコピーしてはいけません。思い出してください: システムフォルダーに変更を加えてはいけません!<br />
その代わりに、それを <span class="path">/boot/common/</span> あるいは <span class="path">/boot/home/config/</span> の下にある、システムフォルダーがミラーされている階層に入れます。</p>
<p>この例では、システムフォルダー下の Translator の位置は</p>
<p><span class="path">/boot/system/add-ons/Translators/</span>
となります。</p>
<p>したがって、ユーザの「ミラー」フォルダーは</p>
<p><span class="path">/boot/home/config/add-ons/Translators/</span><br />
または<br />
<span class="path">/boot/common/add-ons/Translators/</span>
となります。</p>
<p>これには別の長所があります: インストールしたコンポーネントがうまく動かない場合(上の手順に従ってハードウェアドライバをインストールする場合にも起こりえます)は、 <a href="bootloader.html">ブートローダー</a>メニューから "<i>Disable user add-ons</i>" を選択することで、問題を起こすコンポーネントをいつでも無効化してブートすることができます。</p>
<p>しかしほとんどのケースにおいて、どのフォルダーにソフトウェアコンポーネントを配置すべきか気にする必要はまったくないでしょう。信頼できるソースからのすべてのソフトウェアは、適切なフォルダーにコンポーネントを配置するためのインストールルーチンを含むはずだからです。<br />
<!--
If you do want to know more about how things tick in Haiku, have a look at this layout chart of the system folder:
</p>
<p><i>TODO.... Table to be added ....</i>
<table>
</table>
-->
</p>
<h2>
<a href="#"><img src="../images/up.png" style="border:none;float:right" alt="index" /></a>
<a id="common" name="common">共有フォルダー - <span class="path">/boot/common/</span></a></h2>
<p>Haiku はまだマルチユーザシステムではありません。しかしながら、マルチユーザに対応すれば、すべてのユーザが他人にアクセスされない個人のホームフォルダーを持つことになります。すべてのアプリケーション、 Tracker アドオンや Translator などの追加コンポーネントは異なるユーザ間で共有されると思われるあらゆるデータと同様に、 <span class="path">/boot/common/</span> に入ります。</p>
<h2>
<a href="#"><img src="../images/up.png" style="border:none;float:right" alt="index" /></a>
<a id="home" name="home">ホームフォルダー - <span class="path">/boot/home/</span></a></h2>
<p>このフォルダーはユーザが所有しています。ここでは自由にファイルやフォルダーを作成、削除できます。しかしながら <span class="path">~/config/</span> ディレクトリおよびそのサブフォルダーをむやみに操作してはいけません。例えば <span class="path">~/config/settings/</span> フォルダーがオペレーティングシステム自体にダメージを与えることなく削除<i>できるとしても</i>、自分の構成とアプリケーションの設定をすべて失いたい人がいるでしょうか?どのような場合であれ、システムは最初に述べたアラートで警告します。</p>
<p>システムの、上記ような追加のコンポーネントのためのアドオンフォルダーのミラーである <span class="path">~/config/add-ons/</span> フォルダーに加えて、他にもいくつか興味を引くフォルダーがあります。(なお、チルダ ("<tt>~</tt>") はホームフォルダーへのショートカットです。 ターミナルで毎回 "<span class="path">/boot/home/</span>" と入力する必要はありません。)</p>
<table summary="layout" border="0" cellspacing="0" cellpadding="4">
<tr><td><span class="path">~/mail</span></td><td style="width:10px;"> </td>
<td>標準ではここにメールが保存されています。</td></tr>
<tr><td><span class="path">~/queries</span></td><td style="width:10px;"> </td>
<td><a href="queries.html">クエリ</a>は初期設定で7日間このフォルダーに一時保存されます。</td></tr>
<tr><td><span class="path">~/config/be/</span></td><td> </td>
<td>先と同様に、BeOS から受け継いだ <span class="path">be</span> フォルダーは<a href="deskbar.html#deskbar-menu">デスクバーメニュー</a>で表示される項目を含んでいます。このフォルダーにファイルやフォルダー、リンク、クエリを入れることで 項目の追加や削除ができます。</td></tr>
<tr><td><span class="path">~/config/bin/</span></td><td> </td>
<td>システムの <span class="path">/boot/system/bin/</span> フォルダーを補完するもので、ユーザのコマンドラインプログラムをすべて保持します。</td></tr>
<tr><td><span class="path">~/config/boot/</span></td><td> </td>
<td>このフォルダーにはシステムのブート前またはシャットダウン後に実行される<a href="bash-scripting.html#user-scripts">ユーザスクリプト</a>が置かれます。</td></tr>
<tr><td><span class="path">~/config/boot/launch/</span></td><td> </td>
<td>このフォルダー下にあるプログラムやドキュメントへのリンクは、ブートごとに自動で起動します。</td></tr>
<tr><td><span class="path">~/config/data/fonts/</span></td><td> </td>
<td>このフォルダーに TrueType フォントまたは Postscript フォントをコピーするだけでそのフォントはすぐに使えるようになります。</td></tr>
<tr><td><span class="path">~/config/settings/</span></td><td> </td>
<td>このフォルダーは、すべてのアプリケーションの設定と、システムに関する 2、3 の設定を含んでいます。個別のサブフォルダーによって設定を管理するアプリケーションと、単に設定ファイルを置くだけのアプリケーションがあります。</td></tr>
<tr><td><span class="path">~/config/settings/beos_mime/</span></td><td> </td>
<td>この <acronym title="Multipurpose Internet Mail Extensions">MIME</acronym> データベースで、 Haiku はすべての異なる<a href="filetypes.html">ファイルタイプ</a>、およびそれらの設定を管理します。</td></tr>
<tr><td class="onelinetop"><span class="path">~/config/settings/kernel/drivers/</span></td><td> </td>
<td>興味を引きそうな設定ファイルである <span class="cli">kernel</span> は、 <acronym title="Symmetric Multi Processing">SMP</acronym> を無効にする、シリアルデバッギングを有効にする、あるいは高度な電源管理を可能にするといったいくつかの低レベルの設定を提供します。コメント記号 "<tt>#</tt>" を削除することで設定行が有効になります。このフォルダー内では慎重になってください!</td></tr>
<tr><td><span class="path">~/config/settings/Tracker/</span></td><td> </td>
<td>ここには、 Tracker のための様々な設定ファイルに加え、興味を引くサブフォルダがいくつかあります:</td></tr>
<tr><td align="right"><span class="path">DefaultFolderTemplate/</span></td><td style="width:10px;"></td><td>すべての属性とウィンドウサイズを好きなように表示、アレンジできます。作成されるすべての新規フォルダーがテンプレートとしてそれを使用します。</td></tr>
<tr><td align="right"><span class="path">DefaultQueryTemplates/</span></td><td></td><td>特定のファイルタイプのためのクエリ結果ウィンドウのレイアウトを定義できます。トピック<a href="queries.html#result-window">クエリ: 結果ウィンドウ</a>を参照してください。</td></tr>
<tr><td align="right"><span class="path">Go/</span></td><td></td><td>例えば、読込/保存パネルでリンクが利用できるようにするといった目的で、このフォルダーの中にユーザの使いたい場所へのリンクを置きます。トピック <a href="gui.html#favorites-recent">Haiku の GUI Favorites および Recent フォルダー</a>を参照してください。</td></tr>
<tr><td align="right"><span class="path">Tracker New Template/</span></td><td></td><td>Tracker の <span class="menu">File | New...</span> メニューから利用可能なあらゆるファイルタイプのためのテンプレートを追加します。トピック <a href="tracker.html#working-with-files">Tracker: Working with files</a> を参照してください。</td></tr>
</table>
</div>
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<div class="nav">
<div class="inner"><span>
 «  <a href="bootloader.html">ブートローダー</a> 
::  <a href="contents.html" class="uplink">目次</a> 
::  <a href="gui.html">Haiku のグラフィカルユーザーインターフェース</a>  »
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